2019年4月4日(木)にカワイ横浜「プラージュ」にて石黒 加須美先生をお招きし、「石黒加須美先生による導入期指導法セミナー 第1回(全5回)「まいぴあの ぷれ ①、②」 」を開催いたしました。
今回は第1回目。ピアノを習うことを楽しみに来た子どもたちに、私たちは何ができるのか、何を伝えていかなくてはならないのか、を考えながら、石黒先生の教本「まいぴあの」シリーズを通して具体的な指導法についてお話いただきました。
ピアノが大好きになり、年齢に応じた曲が弾けるようになるためには、読譜やリズム感、イメージ作りや歌心など、不得意を作らないように小さい時からの訓練が必要。
私たちは皆、努力をしたい本能を持って生まれてきているので、努力したくなるレッスンをしていきたい。
導入期指導は、全過程のレッスンの原点。子どもたちが、ピアノのフタを閉めてしまうことのないように、私たちは適切な順序で指導し、また、その時々の問題点...何ができないのか、不得意なのか...に気づき、気づくことにより、そうならない子を育てていきたい。
今回は満3歳から年少児を対象として作られたテキスト「おんがくあそび」「まいぴあのぷれ1.2」を中心にお話をいただきました。
その年齢にできることと難しいこと。そして、身につけさせたいこと。身につけるためには具体的にどうしたら良いのか、などテキストを追って曲をききながら指導法をうかがいました。
「まいぴあの」シリーズには、子どもが空想の世界へ飛び出せるようなステキな絵があります。響きのきれいな音源もあり、家庭でもイメージ豊かに練習できます。
ピアノが大好き!音楽に合わせて表現するのが楽しい!舞台に立つのが嬉しい!
そんな子どもに育ってほしい。
音楽を一生の友とするためにも大切な幼児期、私たちは心して丁寧に向き合っていかなければと、改めて思いました。
次回は6月「まいぴあの1.2.3」。早く次のお話をうかがいたい!と熱い声があがりました。
石黒先生、ありがとうございました。