2019年1月31日(木)にスタジオ フィオリーレにて川崎 紫明先生をお招きし、「音符ビッツピアノセミナー in名古屋」を開催いたしました。
●脳科学に裏付けされた0歳からの脳発達について
●視覚、聴覚の臨界期のお話
●美しい手のフォームのための骨の構造について
●参加された先生が生徒役になり模擬レッスン
●川崎紫明先生の実際のレッスンの様子を映像で見る
●脳科学から生まれたピアノ教本「音符ビッツピアノ1」の使い方やお話
などあっという間の2時間でした。
1番印象に残ったのが、模擬レッスンで川崎紫明先生の言葉数は少ないけれど、本当に必要なことだけを伝えている姿です。自分のレッスンを振り返ってみると、必要以上に言葉が多くなって教え過ぎていると感じました。それは結局生徒の耳には届いていないということです。言葉を選んで大切なことだけを伝えると生徒の耳に入って心の中に届くのだと紫明先生のレッスンを見て気付かせていただきました。
あと、言葉はなくても先生の姿や行いで日頃から大切に考えていることは親御さんにも理解していただけるんだという、足台のエピソードに感銘を受けました。
3歳の子にも脳の仕組みや骨の構造を教えるというお話又、付録の「なぞるビッツ」でなぞる前に数を数え、線からずれないようになぞることで集中力を育て脳を活性化するというお話。小さな子にも手のフォームを美しく保つことを教えるのは何故か?手首の安定のための「まねき猫のポーズ」など非常に盛りだくさんで内容の濃いお話を聞くことができ、基本の大切さを改めて実感いたしました。
音符ビッツはシンプルだけどとても奥が深く、子どもたちから大人まで夢中になって取り組めるもので本当に素晴らしい教材だと思います。
今回の受講を通し、子どもたちの脳開発と感性を豊かにするために、この音符ビッツを使って教えていきたいと感じました。
毎回の内容が深く、次回も是非受講したいなと思っています。
川崎紫明先生ありがとうございました。