手軽に入手でき、誰でもその日から演奏でき、持ち運びできる。しかも楽しく、奥深い!アンサンブルにも最適!・・・その楽器の名は、「鍵盤ハーモニカ」。
このたびピティナでは、鈴木楽器製作所とコラボし、ピアノ指導者のために、ケンハモ習熟のためのメソッドを学べる研修会を開催することになりました。
3回にわたってセミナーを受講すると、講師の認定を取得することができます。レッスンの幅を広げ、音楽の楽しみを一人でも多くの生徒に伝えてみませんか。
- 認定講師には、第三者(鈴木楽器製作所)による認証マークとして「ケンハモ」講師のロゴが、ピティナ・ピアノ教室紹介ページの右上に記載されます。
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2019.1.10(木) -
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2019.1.24(木) -
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2019.2.7(木)※3回目、2月7日はミニライブあり
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2019.2.21(木) -
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2019.3.7(木) -
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2019.3.28(木)※3回目、3月28日はミニライブあり
- 会場
- 東音ホール(東京・巣鴨)
- 時間
- 各日 10:00~12:00(受付:9:30)
- 受講料
- 7,500円(税込)3回セット
- 受講資格
- ピティナ会員限定
- 持参物
- 筆記用具・テキスト・14曲楽譜・ケンハモ・楽しむ気持ち・昼食(持参可。会場での飲食が可能です。ゴミはお持ち帰りください。)
- 主催
- ピティナ/鈴木楽器製作所
大人のケンハモ2,700円(税込)
受講後はケンハモ講師認定され、認定証名刺(※)を準備いたします。
- 認定証名刺には写真が入りますので、3回目に写真撮影を行います。
- ケンハモ愛好者をひろめる意思のある方、将来、大人のケンハモ教室を行う願望がある方
- ケンハモを通じて「音楽の楽しみを再発見」を教室で共有できる方
- ケンハモ@musicをひろめる事を目指せる方
- 持参ケンハモは37鍵盤以上(将来の事を考えれば推奨ケンハモをご検討ください)
- 選定機種にお悩みの方は当日、各機種の展示を行いますので試奏ください。
- ピティナと鈴木楽器が協議の上、発行となります。
- 研修会3回目修了時には、認定証発行の手続きと写真撮影を行います。
- トラブル等々が起きた場合、方向性が違った場合は認定講師の取消となります。
- ピティナ・ピアノ教室紹介において、認定ロゴ対象となります。
- 鈴木楽器製作所テキスト「1からはじめる大人のケンハモ」を使用ください。
- SUZUKI製品(W-37・PRO-44H・PRO-44HP・PRO-37V2)活用ください。
- 募集時での鍵盤ハーモニカ名称は企業の商標商品名ではなく、ケンハモで記載ください。
- 募集時のプロフィール写真は大人のケンハモ機種をもった写真でお願いします。
- 講師プロフィールに「SUZUKIケンハモ認定講師」を記載ください。
- 教室でのケンハモ演奏スタイルは大人のケンハモスタイルでお願いします。
- 教室の生徒さんも大人のケンハモ機種(W-37・PRO-44H・PRO-44HP・PRO-37V2)を推薦ください。
- 教室での鍵盤ハーモニカ名称は企業の商標商品名ではなく、ケンハモでご紹介ください。
- ケンハモの持つ魅力を生徒さんと共有、楽しい教室運営をお願いします。
これからピアノや音楽を習おうというシニア、高齢者が増えてくると予想される中で、誰でも取り組め、管楽器とピアノの良さを併せ持つ「ケンハモ」は、音楽の世界に入るきっかけとして、最高の楽器です。
今回の講座では、譜面をどう演奏するかというよりは、人前で発表すること・人と合わせることを、思い切り楽しんでいただければと思います。
全体的に、生徒にとっては楽譜が無くても上達できるメソッドになっています。ピアノの先生方にとっては、もしかしたらすごく子供じみた遊びのように感じられる部分もあるかもしれませんが、ゲーム感覚でやってみると、実はそこから音楽の幅が広がっていくのが気づけるよう、意識して内容を組み立てています。
指導者の皆さんも、根っこは音楽家。ライブ、パフォーマンスへの欲求が高い方だと思います。いつもピアノは、ステージの左側でサポートしているだけですが、ぜひこれを機に、ステージの真ん中に立ってみましょう。やみつきになりますよ。
講師の得田サトシさんが素晴らしいプレーヤーなので、3回にわたって、その演奏を間近に聴けることがまずオススメできるポイントです。まず、ケンハモを「おもちゃ」だと思っている方もいますので、ぜひいい演奏を聞いて頂きたいですね。(参照:ケンハモTV(鈴木楽器製作所ホームページ内))
ケンハモは、音はすぐに出るけど、ブレスコントロールの奥が深いですし、特に、左手の和音は、逆向きに押さえるのですが、呼吸を工夫しないと右手のメロディーが整うまでの息が続かないので、なかなか大変なんですよ。
ですが、生徒にとっては、ケンハモは実に簡単に始められ、その日から音が出ます。この講座では、楽譜が読めなくても音から入れるメソッドが伝授されますから、経験のない大人の生徒さんを想定したレッスンにも対応できます。
子どもの場合、声を出して歌えない子、心の中を見せたくない子も、ケンハモを吹かせると変わったりしますね。また、ピアノに行き詰ったときにも、クレッシェンドやスタッカート、レガート、フレーズ、呼吸をイメージしやすくなるので、この楽器を取り上げることは、打開策として優れています。結果として、ケンハモは、「ピアノ以外の他の楽器に取り組むこと」の入り口でもあるんです。
私たちは「ケンハモ・ステップ」を通じ、音楽を一緒に作り、本番までどう持って行くかの楽しさ、喜びを感じていただく活動をしています。ケンハモ奏者の菅谷詩織さんに献身的にご協力いただいております(菅谷さんは本研修のゲスト奏者としても登場予定)。
私自身も、ケンハモをピアノレッスンに取り入れていますが、結局生徒は、ピアノでできることはケンハモでもできるし、できないことはできないんですね。そしてケンハモでピアノと同じことをやらせてみると、音の出し方やイメージがはっきり形になり、生徒により理解させることができます。
また、みんなで吹くと、一人で演奏するのとは違う緊張感と安心感が同時にあるのが魅力のようです。