このたび、「eラーニング」の動画を収録することを主目的とした、公開収録セミナーシリーズがスタートします。
生のセミナーを聞いた後、eラーニングで復習、またはセミナーに出かける前に、同じ講師のeラーニングを視聴して予習、とeラーニングをセミナーの「予習・復習」にますます活用しやすくなります。セミナー+eラーニングと併用し、学びを深め、知識を定着させることに活用してみませんか?
- 定員:40名
- 料金:各回券 会員2,500円/一般3,000円
数多くのピアニストを育て上げ、今も教育現場の最前線に立つクラウディオ・ソアレス先生。ライフワークのひとつであるJ.S.バッハの解釈と指導法は、これまでも著書やセミナーで高い評価を得てきました。
このたび、ピティナeラーニングのスペシャルコンテンツとして、ソアレス先生のバッハ講座のシリーズ配信が決定。誰もが知りたい「舞曲」の指導法の入口として、フランス組曲に焦点を当て、第1回は、コンペ課題曲としても頻出の第2番ハ短調と第5番ト長調を徹底的に研究します。
膨大な研究と指導経験から導かれる、バッハ演奏・指導の実践的講座は、必聴です。
時間をかけ、集中して練習するコンクールの課題曲。コンクールが終わったときに、気づくと他の曲も楽に弾くことができるようになれば、参加する意義も大きく変わってくるはずです。長く付き合う課題曲ならではの効果的な練習方法について、イタリアを拠点にピアニスト、指導者として活躍中の黒田亜樹先生にアドバイスをいただきます。
当日は、2020年度コンペ課題曲A2-C級より抜粋してお話しいただきます。
作品は、作曲家の創造物であるーーこれは、みなさんにとっては当たり前のことでしょう。しかし、作品の「親」には、作曲家が意識していた「聴き手」も含まれているということは、以外と見落とされがちです。作曲家たちは、聴き手は、言葉で人の心を操る弁士のように、音で聴き手の情緒を喚起しました。この講座では、バッハ父子やハイドン、モーツァルトたちが大切にした、音楽と修辞学の密接な関係を紐解きながら、2020年度のコンペ課題曲を用いて、旋律・和声の構造、そして形式を観察し、作品・演奏と聴き手の関係を一緒に考えてみましょう。
音楽を知るための「はじめの一歩」こそ水準の高い入門書を持って踏み出したい。 そんな願いをこめて教科書を執筆された、東京藝大の教授陣によるレクチャー。 全体監修をされた小鍛冶邦隆先生、「和声」部分を担当された林達也先生、 歴史的な観点をふんだんに取り入れた楽語解説を書かれた大角欣矢先生の三人をお迎えします。
-公開レッスン・ミニレクチャー-
バロック、古典、ロマンそれぞれの時代、数々の形式や様式。あらゆる音楽には「その音楽である」ために必要なポイントがあります。そのことが踏まえられていなければ、どんなに「上手」に弾けているように聞こえたとしても、意味のない音の羅列になってしまう。
齋藤雅広先生のレッスンはエンターテイメントでありながら、伝統に裏打ちされた迫真の内容です。レッスン生は2019年度ピティナ・ピアノコンペティションの上位入賞者を予定。
-音ではなく"音楽"を読みとく方法とは-
知っていることが多ければ気づきも感動も増えるということ。
楽典や和声の知識は持っているだけでは意味がありません。実践を交えながら、レッスンや演奏にすぐに活かすワザをご紹介します。楽譜の見え方がガラリと変わるはず!
ブルグミュラー25の練習曲指導法講座-
楽しい話術と創意工夫で各地で今大人気の今野万実先生によるブルグミュラーセミナー!
ブルグミュラー25の練習曲は導入期からその先に進む過程でたくさんの生徒さんに親しまれている教本です。"根気よく" "丁寧に"なおかつ生徒さんを嫌がらせずにどのようにアプローチしていくのか?!大勢の生徒を育てているその経験からブルグミュラーで育てたいこだわりの「音」を1曲ごとにお話ししていただきます。ブルグミュラーコンクールの活用法についてもとりあげます。
-日本バッハコンクールの課題曲を中心に-
第10回日本バッハコンクールの課題曲を、公開レッスン形式で徹底解説!バロック期のポリフォニーの作品を学習することで、読譜力や演奏能力を向上させ、楽しくピアノを育てる生徒さんを育てる秘訣をお話しいただきます。各種コンクールで審査員も務める石井なをみ先生のレッスン現場を間近でご覧いただける機会、皆様どうぞご参加ください。
<レッスン対象曲>※第10回日本バッハコンクール課題曲より
バロック期ポリフォニー曲より3曲
インヴェンションより2曲
シンフォニアより2曲(予定)
レッスンの受講生を募集しております(無料)。eラーニングの公開を承諾いただくことが条件です。お申し込みは先着順となります。こちらのフォームより、お申込みください。
-楽しく練習曲を指導するための大事なコツ!-
チェルニー30番と聞くと皆さまどのようなイメージでしょうか。「練習曲だから難しい」「生徒が飽きてしまう」などなどいろいろお悩みをお伺いします。でも、この練習曲が「楽しめる」ものだったらいかがでしょうか。子どもは「楽しい」と思えるものに夢中になります。根津栄子先生が監修された「チェルニー30番 30の小さな物語」では、子どもが楽しめるように楽譜に様々な工夫を凝らしています。楽しく指導しながら基礎練習をするための声がけやポイントについて、1曲1曲解説をまじえながら詳しくお話しいただきます。
<使用教材>チェルニー30番 30の小さな物語 上巻(東音企画)!
2019年度春期指導者ライセンス筆記試験課題を徹底解説!
2019年度ピティナコンペティションの課題曲から6曲程度抜粋いたします。
試験に向けて、どのような勉強をしていくべきか、はもちろん、楽譜の本質的な読み方も追求して、コンペティション指導にも直接役立つように解説いたします。講座×コンペティション指導×筆記試験で学習効果が倍増!
※当日楽譜のコピーを配布する予定はございません。ご了承ください。
絵画や情景を音楽で表現する、独特の音楽語法を極めるなど「近現代」の音楽はそれまでとは異なる側面が出てきます。 それらをどう読み解き、ピアノをつかってどう表現していくのか。 2019年度ピティナ・ピアノコンペティション課題曲も交えながら、近現代作品の演奏・指導ポイントについてお話しいたします。
バッハが音楽で表現しようとした感情、思想、感覚、直感は、音楽にどう反映されているのか。
カンタータや受難曲についても言及しつつ、「 適正律」を初めとするバッハの鍵盤作品への新しいアプローチを提案します。
※「適正律」はバッハのいわゆる「平均律クラヴィーア曲集」の呼び方の新提案です。
どのように生徒と接すればやる気を引き出すことができるのでしょうか。
先生ご自身のピアノ指導に対する信念などについて、お話しいただきます。
レッスンにデュオを取り入れたいけれど、何から取り組み、どのように教えたら良いのかとお悩みではありませんか? 2人で演奏しているのに、1人で演奏しているような一体感のある演奏を目指すために必要なものとは? ツェルニーやディアベリの古典派の作品から、発表会などで取り上げたい魅力的な連弾作品(愛の挨拶、白鳥など)を通して、 デュオ歴14年のお二人がデュオの更なる魅力に迫ります。
アンサンブル、共演を専門とするピアニストを「コラボレーティブ・ピアニスト」と呼びます。このたびヴァイオリニストの大津純子さんを介して、その第一人者であるテキサス大学バトラー音楽院のコレット・ヴァレンタインさんをお招きし、アンサンブルについての指導および演奏プレゼンテーション、クリニック、ディスカッションを行います。
アンサンブルの心技体を知り尽くすヴァレンタインさんが、その指導がもたらす豊饒な世界、職業としてのコラボレーティブ・ピアニストが持つ可能性などについて、皆様と共有できる時間になればと願っております。通訳には、ご自身もコラボレーティブ・ピアニストとして活躍する石川悠子さんにお願いしました。奮ってご参加ください。
楽譜を「分析」してそれをどう「解釈」するのか、楽典を切り口に楽譜に書かれていること、書かれなかったことを読み解き、 独創的な演奏につなげる方法を考えましょう。2回目(10月1日)では、2018年度秋の指導者ライセンス課題曲を用いて、 アナリーゼを実践してみます。筆記試験を受験する方も、そうでない方も、ぜひお越しください!
実際に、鍵盤のどこをさわる?指のどこで弾く?腕、手首の使い方による音の差は? 細かなテクニックの秘訣を、日頃欠かせない、ハノン・スケール・アルペジオを用いて解き明かします。 音楽の基礎を見直して、タッチや音色の種類を増やしませんか。