2018年5月6日(日)伊丹アイフォニックホールにて石井なをみ先生をお招きし「コンペティション課題曲指導マル秘スーパーレッスン -ピティナ・ピアノコンペティションの課題曲を中心に-」を開催致しました。
今回は10:00-20:10まで、レッスン生が24名、聴講生が50名以上で静岡や岡山県からの参加があり、熱い公開レッスンとなりました。 短い時間の公開レッスンが多い中、一人のレッスン時間を長くとるのが大阪支部の公開レッスンの特徴で好評頂いております。
午前はA2-B, 連弾中級Aを中心に。 小さな時から、音程→音と音の間を感じることが出来るレッスン工夫を。 体や頭を動かしてリズムをとらないで、下腹で呼吸し目は上の空間を見て。 ワルツは1つのフレーズが歌える速さで、日本人のポロネーズは速すぎるので行進出来る速さで、など。
午後からは、B, 連弾初級-F級を中心に。 音量だけではなく、音で表情を付けて。音へのイメージを持ち指先を作り、圧力のかけ方、角度を工夫して。 フランスの作曲家の場合、フランス語を聞いてみるなど、作曲者からのアプローチも忘れずに。 車のナビのように道順を決めて、曲の構成を理解して弾く、など。
前半の小さい方向けのレッスンから、後半の上級者向けの高度な内容の深いレッスンまで、石井先生の引き出しの多さに感嘆しながらも、先生独自の軽妙なトークに終止笑い声が絶えず、長時間のレッスンが瞬く間に過ぎました。 会を重なるにつれ、遠方からの常連聴講生も増えて、石井先生の人気の高さが伺える公開レッスンとなりました。
次回は10月21日(日)を予定しています。決定次第、お知らせ致しますので楽しみにお待ち下さい。