聖徳大学で開催される講座で、当協会専務理事が講演いたします。
- 2018年6月2日(土)15:00~16:25(開場:14:00)
- 聖徳大学1号館3階香順メディアホール(千葉県松戸/アクセス)
概要 | ピティナ特級ファイナルでは、聴衆による投票で聴衆賞を出しています。ピアニストによる実演と演奏映像を使って審査体験をしていただき、コンクールを聴く楽しみを実感していただきます。 |
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講師(ガイド) | 福田成康(一般社団法人全日本ピアノ指導者協会理事) |
ピアノ実演 |
田口翔(仏エコールノルマル音楽院卒)
中田雄一朗(東京芸術大学卒)
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入場料 | 予約:1,050円
当日券:1,200円(14:00より取り扱い開始) |
お申込み・詳細 | 聖徳大学生涯学習課:047-365-3601
聖徳大学オープン・アカデミー(SOA) |
はじめはわかりやすく、「ミスタッチの有無」「強弱」など項目1つに差をつけて比較、次第に判別のつきにくい項目を比較します。
コンクール本番では、それぞれの演奏者は異なる曲を演奏します。曲の知名度、難易度、華々しさなどの差異によって、どんな印象の違いが生じるでしょうか。本番での審査の難しさを実感していただきます。
ピティナ最高峰の競演「特級ファイナル」の過去の映像を使用して、当日の審査、聴衆賞の結果について一緒に検討します。
以下の項目に一つでも心当たりのある方は要チェックです。
- 教養・趣味としてクラシックを聴いてみようと思ているが、何からはじめればいいかわからない。
- クラシックは演奏経験や知識のある人向けの音楽で、自分とは無縁のものだと思う。
- 友人などにコンサートに誘われたが、正直興味がわかず困った経験がある。まず 良い演奏の基準を考えるきっかけがほしい。
- ポップスのライブなど、お客さん参加型の音楽は好き!けれど、じっと座って受身で音楽を聴くと眠くなってしまう...。
音楽を含む芸術鑑賞やでは、多くの人は「自分の価値観から想像できる"良さ"」を実体験するために会場を訪れます。そして時には「想像を超えた感動」に出会い、新しい価値観や次の体験への原動力となります。こうした循環型の経験は鑑賞の醍醐味の一つですが、クラシック音楽は、その奥深さゆえに初めのきっかけ作りが難しいと思われる傾向があります。
そこで、初めの一歩としておすすめはコンクールの演奏を聴く体験です。一般的なコンサートと異なり聴き比べが積極的に行われる環境の中で、自分自身の現状の価値観・聴き比べ基準を明確にすることができるからです。
何事も知識を身につければより楽しめることは事実ですが、最初は億劫に感じてしまいがちなこともまた然りです。本講演では予備知識なしでコンクールの現場を濃縮体験することができます。まずは今皆さんがもっている聴き比べ基準を一緒に認識することで、クラシック音楽の深い世界への入り口となることを目指します。
主催:聖徳大学 後援:松戸市教育委員会
- 本講座は、聖徳大学による公開講座シリーズの1講座となります。その他の講座内容、セット申込につきましては上記のリンク先、またはこちらのPDFをご確認ください。