2018年3月21日(水・祝)14:00-15:30富田林市すばるホール・リハーサル室において、日本でトップクラスの鍵盤ハーモニカ奏者・吉田絵奈先生をお迎えして、鍵盤ハーモニカのセミナーを開催致しました。
今回は「しってる?!今、鍵ハモがスゴい!!」をテーマに、親子で楽しく音楽を学べるトークコンサートとワークショプを実施しました。鍵盤ハーモニカを今、学んでいる幼稚園や小学校のこどもたちから、鍵盤ハーモニカを愛するおとなの方々まで幅広い世代の方々にご参加いただきました。
第1部のトークコンサートでは、鍵盤ハーモニカとはどういう楽器なのか、楽器の歴史や構造(分解したものや木製のハーモニカもお持ちくださいました)をご説明いただいたほか、「ラプソディ・イン・ブルー」や「花は咲く」など様々なジャンルの曲を先生独自の演奏技法を交えて演奏してくださいました。
第2部では、鍵盤ハーモニカを演奏するのに大切な3つのポイント、「息の使い方」、「タッチの仕方」、「タンギングの仕方」についてご説明いただき、フレーズの作り方を学んでいただきました。 吹奏楽器である鍵盤ハーモニカの歌わせ方(息の使い方)は、打楽器であるピアノを演奏するときには意識が薄れがちになる部分であると思いますが、フレーズの作り方を意識する際にはとても重要な役割を果たすことがわかりました。参加者の皆さんには音と音を繋ぐことの大切さを学んでいただけたのではないかと思います。
参加者からは、「基本的な内容から教えていただけたので、指導に役立てていきたい」、「楽器の素晴らしさに気付いた」、「鍵盤ハーモニカの魅力をいろんな曲で楽しめた」「"音楽って楽しい"という空気で会場がいっぱいになった」「先生の伴奏でアンサンブルできるのは貴重な体験だった」といったご意見、ご感想をいただきました。 今後におきましても、当ステーションでは音楽経験を問わず、参加者が音楽の楽しさを学んだり、音楽に必要な基本的な知識を学べるセミナーを実施し、地域の音楽教育の環境をより充実できるように取り組んでまいりたいと思います。