調律師&ピアニスト徹底対談 音色の正体~聴くってどういうこと?

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2018/03/08
調律師&ピアニスト徹底対談 音色の正体~聴くってどういうこと?
皆さんは調律師さんへの要望をどのくらい出していますか?
調律師さんは要望に応えてくれましたか?
「調律して良かった!」と感動したことはありますか?
2018416日(月)10:3012:30
東京芸術劇場5F シンフォニースペースアクセス
出演(敬称略):ピアニスト 末永匡/調律師 倉田尚彦 ※ファシリテーター:飯田有抄
参加料:ピティナ会員 3,000円/一般3,500円

多くの楽器で「調律」といえば、演奏者自身が行いますが、ピアノの調律は調律師に依頼することがほとんどです。演奏家は「自分の音」を求めます。その手伝いをしてくれるばかりでなく、楽器の維持のため必須の存在が調律師です。いっぽうで演奏と調律、それぞれの専門的立場により、楽器に対する考え方や使う言葉には微妙な違いがあります。この対談では「音色とは何か」という問いを中心に置き、演奏家と調律師、それぞれの視点を共有しあうことを試みます。ピアノのレッスンでもよく言われる「よく聴く」とは具体的にどういうことなのか。そのヒントが得られるかもしれません。「より良い音楽」を作る上で、演奏家と調律師とのパートナーシップが強化されることを目指します。

調律風景
末永匡(ピアニスト)
桐朋学園大学、ベルリン芸術大学、フライブルグ音楽大学、モーツァルテウム音楽院で研鑽を積む。2009年東京文化会館にて公式デ ビュー。アジア、中東、ヨーロッパ各地で国際的な演奏活動。舞台、コンテンポラリー・パフォーマンス、執筆、講演など幅広く活躍。昭和音楽大学非常勤講師。元東京工業大学世界文明センター講師。
倉田尚彦(株式会社 松尾楽器商会 技術部)
ヤマハ特約店フミヤ楽器、松尾楽器商会研修生、日本ベーゼンドルファーを経て現職。その間ヤマハ・ピアノテクニカルアカデミー(高槻教室) L.ベーゼンドルファー(ウィーン) スタインウェイ&サンズ ハンブルグ工場等でピアノの調律、調整や整音の技術を学ぶ。セイジ・オザワ松本フェスティバル、別府アルゲリッチ音楽祭などの音楽祭や全国のコンサートホールでピアノの調律に携わる。
飯田有紗(クラシック音楽ファシリテーター)
北海道生まれ。東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院修士課程修了。Macquarie University 通訳翻訳修士課程修了。2008年よりクラシック音楽ライターおよび音楽関係の翻訳(英語)として活動を開始。雑誌、書籍、楽譜、CD、コンサートプログラムなどの執筆・翻訳のほか、音楽イベントでの司会やプレトーク、教育イベントやワークショップのファシリテーター、セミナー講師、アドヴァイザーとしての仕事に従事。NHK「ららら♪クラシック」やNHK-FM「あなたの知らない作曲家たち」、コミュニティFM番組「Music Book Cafe」にゲスト出演。クラシック専門インターネットラジオ「OTTAVA」レギュラープレゼンター。イベントではピアノ演奏、トイピアノ演奏も行い、クラシック音楽の普及にまつわる幅広い活動をおこなっている。公式ウェブサイト

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