第1回目は、キーボードアーティスト、作曲家、映画・テレビ番組の音楽制作の他、鍵盤ハーモニカ奏者としても幅広くご活躍中。全国各地のセミナーでも大人気の、松田昌先生のご登場です!
ピアノ・アレンジ
開演と同時に、鍵盤ハーモニカを吹きながらのご入場!会場のボルテージは一気に上がりました。
アレンジには"コードの知識と美しい響きに対する感覚が大切"ということで、前半は、名曲「ムーン・リバー」を題材として、コードとピアノ・アレンジの様々なバリエーションについて、実際に音を出しながらテキストに添ってわかりやすくお話されました。
◆ 使用テキスト
「松田昌の音楽トレーニング」(ヤマハミュージックメディア)
- 1)スケール
- 2)スケールの番号
- 3)音程
- 4)メジャーコードとマイナーコード
- 5)コードネーム付きのメロディー譜に挑戦!
- 6)コードの転回形
- 7)コードのスムーズな連結
- 1)和音の美しさは10度から
- 2)4声スプレッド
後半は、受講生のアレンジ作品(「ムーン・リバー」)へのアドバイス。
- ピアノソロ 中山佳央子さん
- クラリネットとピアノ 内田悦子さん(当日は鍵盤ハーモニカで代用)
お二方の元々素敵なアレンジが、みるみるうちに更に洗練されたサウンドにグレードアップするさまに、本人はもとより、会場からも感嘆の声があがりました。
次に、昌先生からのプレゼント楽譜「ホワイトクリスマス」の解説と演奏があり、これからの季節にぴったりなお洒落なサウンドにうっ~とり。クリスマス会などで演奏したい、と思われた方も多かったことでしょう。
最後に、次のアレンジワークショップ講師でもあり、幼少の頃昌先生に教わったことがあるという、丹内真弓先生とのコラボ!
ピアノと鍵盤ハーモニカによる「神様の住む島」を情感たっぷりに奏でられ、夢の共演が実現いたしました。
昌先生の飾らない温かいお人柄と、美しい音楽を追求する姿勢にすっかり魅了されているうちに、あっという間の2時間が終了!
まだまだお聞きしたいことが山のようにあり、皆さん後ろ髪を引かれる面持ちでした(続投を希望する声しきりでした)。
昌先生、本当にありがとうございました!また、次の機会にもぜひお越しいただきたく、一同お待ち申し上げております。(Rep.佐土原 知子)
●昌先生の、クラシック~ポピュラーまでのピアノアレンジがとてもよかったです。和声的な話は難しいと思ってましたが、10度や4声スプレッドも使ってみたいです。またぜひワークショップに来てください!(K.H.さん)
●松田昌先生の音楽トレーニングを実践したらステキな曲を作れるような気がしてきました。昌先生ありがとうございました!面白い講座でした。(K.H.さん)
●講座を受講して、クラシック曲にコードネームを付けたり、コードネームを言いながらトレーニングしていきたいと思いました。アレンジ添削の方の作品が、もともと素晴らしかったのに、みるみるうちに見違えるように良くなっていくのに感動しました。松田先生と丹内先生のアンサンブルも素晴らしかったです!(Y.Y.さん)
●クラリネットのアレンジでアドバイスをいただきました。ひとつひとつのご指摘により、平板になりがちなアレンジが見違えるように変わり、素晴らしい体験をさせていただきました。ありがとうございました!(U.E.さん)