5月18日（木）ヤマノミュージックサロン柏にて黒河好子先生のセミナー「究極の練習法シリーズ　5歳から学べるバッハ?アンナマグダレーナ・バッハの音楽帳より?」が開催されました。

今回のセミナーは黒河先生が何年間もの実践を経てたどり着いた究極の練習法を明かす内容でした。著書である、「究極の練習法」シリーズを使用した、音符が読めなくても譜が読めるようになり、バッハが弾ける驚きの練習法です。
この練習法はデッサンをするように、大事な曲の骨組みになっている音のみを最初に弾き、少しずつ音を増やしていくというものでした。これは、練習時間を短縮する練習法にもつながり、効率的な練習の中で構成感やハーモニー感が自然に身に付くということで、より現代の忙しい子どもたちがピアノを継続して学んでいける環境を作り出すヒントになればと思ったためです。

実際のセミナーでは受講者は大変熱心で、黒河先生の表情も見ながら話を聞き、手元のテキストに書き込みをして聴講していました。黒河先生の話は、受講者を弾きつける大変スピード感と納得感がある話でした。時折、冗談を交えながらその場を和ます感じが、より一層、受講者の心をつかんでいたように感じました。
「究極の練習法」シリーズのテキストでの練習法は、指導する側にも受ける側にも弾けるようになる確信を与えてくれる内容となっているように感じます。それは、時折見せる受講者のうなずきや反応を見るとより実感する事ができました。
セミナーが終了した後の受講者のアンケートからは「黒河先生のお話しが楽しかった」「目からウロコだった」「日本人の弱点が良く分かった」「バッハの大切さが良く分かった」という回答が多数見受けられました。

また黒河先生のセミナーを受けたいという声も多数いただきましたので、次回は究極の練習法シリーズの続きのセミナーを実施していきたいと考えています。
地域のピアノの先生方にご満足いただけるセミナーを今後も定期開催していきたいと思います。

黒河先生、本当にありがとうございました。