【実施レポ】四期の知っておくべきこと -作曲家とその時代の音楽的語法-(赤松林太郎先生)

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2017/04/26
四期の知っておくべきこと -作曲家とその時代の音楽的語法-
赤松林太郎
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2017年4月19日(水)ピアノハープ社 ピアノギャラリーにて赤松林太郎先生による「四期の知っておくべきこと -作曲家とその時代の音楽的語法-」が開催されました。

新緑の鮮やかな晴天の下、県外からお越しくださった先生方を含め40数名の参加をいただきました。 午前『近現代』・午後『バロック』と二期を聴講する贅沢な一日となり、研ぎ澄まされた集中した空気の中にも、途絶えることのない話の中に笑いも加わり赤松ワールドに引きこまれた充実した時間でした。

課題曲の発表がなされて2ヶ月近く経過していることから、先生は子どもたちの「トラブルの傾向とその正しい方向への導き方」をA1からD級のそれぞれの曲の特徴とポイント、何が大切で何を見落としてはいけないかを、豊富な知識の裏付けのもとに示されました。

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♪音価によるスタッカートの弾き分け・音価と拍
♪和声に基づく表現の仕方
♪表現する上での細かな手首の使い方
♪効果的なペダルの使い方
♪バロック時代と古典派のメヌエットの違い
♪バロックのルールである和声と拍感
などなど...

また、赤松先生の装飾を付けての演奏に魅了されたのは私だけでしょうか?華やかな舞踏会が目に浮かぶようでした。 指導者が楽譜をより深い知識の上でひもとき、またその時代や作曲家にあったアプローチを学ぶ大切さを改めて痛感しました。

流暢にかつ理論的、より身近な題材での例え話で興味を持たせ、終始笑いを交え和やかに進行される講座を拝聴させて頂きました。生徒さんに向き合うとき、個々の生徒さんに楽しく豊かなボキャブラリーを持って、興味が持てるように伝えることの重要性も体験させていただいたようにも思いました。

次回7月は「古典派とロマン派」です。益々の期待をもって、楽しみに待ちたいと思います。赤松先生、ありがとうございました。

Rep:熊本きなっせステーション 齊藤 てるみ
 

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