【実施レポ】ピアノの先生が知っておきたい導入期の指づくり 音づくり 耳づくり‐『はじめてのギロック』でぐんぐん育つ表現力とテクニック(今野万美先生)

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2017/03/13
ピアノの先生が知っておきたい導入期の指づくり 音づくり 耳づくり‐『はじめてのギロック』でぐんぐん育つ表現力とテクニック
今野万美
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2017年2月27日(月)岡山シンフォニーホール3Fイベントホールにて今野万美先生による「ピアノの先生が知っておきたい導入期の指づくり 音づくり 耳づくり‐『はじめてのギロック』でぐんぐん育つ表現力とテクニック」と題した講座が、前日のステップ岡山冬季地区に引き続き行われました。47名の受講者の中に、遠くは島根県、鳥取県、広島県からの受講者もありました。  テキストには、「はじめてのギロック」と、昨年5月に今野先生が全音楽譜出版社からお出しになった、この講座と同タイトルの書籍「ピアノの先生が・・・」が使われました。この本を出すに至った経緯から、出す過程でのエピソードから話しは始まりました。

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講座の大半では、テキスト前半の指づくり(ノンレガート)、音づくり(レガート、スタッカート)、耳づくり(バランス)について先生がレッスンで実際に使っているグッズ、道具を示しながら、解かりやすくご説明くださいました。ノンレガートでは「木製クリップ」、レガートでは「はかり」と「円クッション」、スタッカートでは手のひらサイズの「柔らかボール」、バランスでは「バランスみかん」を使われました。どの項目でも、キーワードは「音」「指のコントロール」という子ど もにとって捉えにくいものの『可視化』でした。

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残りの時間では、身につけたテクニックを「はじめてのギロック」に掲載されている曲にどの様に組み合わせて行くか、お話しされました。「ジプシーキャンプ」や「ガボット」、「おばけの足あと」などが取り上げられ、語りかける先生の表情や声の調子まで、面白く見せてくださり、まだまだお話しを伺いたい、と思いながら、あっという間に2時間が経っていました。
今野先生、楽しく熱心にお話しくださり、ありがとうございました。

Rep:おかやま白桃ステーション 井上美千代
 

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