2016年8月27日(土)10:30-16:00 新横浜グレイスホテルにて川崎紫明先生をお招きし、アサフ音楽院主催「川崎紫明音符ビッツワークショップ&指導者セミナーin横浜2016」が開催されました。
午前の部は、音楽院音符ビッツ教室生徒さん(ベビー、幼児クラスはお母様と一緒)による成果発表が、院長川崎紫明先生、副院長四宮香子先生のご指導の下行われました。ベビー、幼児、小学生どのクラスも礼儀正しく、工夫を凝らした音符ビッツの教材に集中して取り組んでいて『育てることの巧みさ』を実感しました。
音符ビッツの教材はシンプルですが遊ぶ感覚で楽しく自然に能力を育てる事が出来るものです。作曲の能力も育むことのできる教材と聞いておりましたが、中学生の四宮伶嗣君の自作自演を聴き、育まれた能力の高さに感嘆すると共に教材の奥深さを知ることになり、またその成長が楽しみです。
先生やお母様が、お子さまを楽しい表情で見守りいつも穏やかな空気が流れているのが印象的でした。
「大きく」「楽しく」「くり返し」音符ビッツをめくりながら速読する子どもたちは、集中していてめくることに一生懸命です。脳科学者の茂木健一郎氏が脳の「フロー状態」ということを言われていますが、子どもの脳が一番伸びるのは「フロー状態」、喜びを元にした時だそうです。
午後の部は、指導者セミナーが行われました。 幼稚園で音符ビッツを取り入れたいとお考えの園長先生が先生方7名と参加なさり、まさに"音符の花"が園内に咲き誇る光景が目に浮かびました。
◆[音符ビッツ教室】の指導者認定式が行われ、指導者自身も環境、子どもたちのために良い環境を作り上げていけるよう行動したいと気持ちを新たにいたしました。
◆川崎紫明先生による講義「音符ビッツをピアノ指導にどう生かすか?」では、具体的な指導法を実践して頂きました。「用意はいいですか!」の語りかけから始まり、シンプルな教材を少しずつ増やす、最初はメロディービッツ3枚を歌って弾く、レッスンは集中して5分行うそうです。
◆プレゼンテーション
1、音符ビッツとの出会い - ピアノレッスンでの現状
2、音符ビッツ教室実践発表
3、音符ビッツの脳への効能
4、繰り返しによって育まれ、大きく開花する能力
5、認知症の母親に対する「川崎紫明音符ビッツ」実践報告
6、幼稚園での音符ビッツ選択クラスについて
様々な現状のプレゼンで大変興味深い内容でした。