日程：8月21日
会場：東京国際フォーラム　ガラス棟　G606会議室

夏休みもあと10日余り、曜日感覚もなくなった頭で大丈夫だろうかと不安になりながらも、久しぶりに身を引き締め会場に向かいました。「山本美芽先生による指導者のためのライティングセミナー」。10時から17時まで長いようで、あっという間の1日でした。

まずは「読まれるブログの書き方」。最近ブログを書くことに行き詰まっていて、なんとなく書かないとどんどん億劫になっていき悪循環を感じていました。いつもながらの豊富なレジュメを元に、表に書きこむ形で進められました。読まれるための３か条は、保護者目線で具体的に簡潔に、です。

保護者目線、わかっているけれどもついつい先生目線で考えがち。それを「こう書けば伝わる」という結果を参加者の話し合いの中からうまく引き出しまとめてくださいました。発表会の勧告、練習することへの要望、マナーについて、頑張った生徒の紹介などどれも日頃伝えたい内容ですが、指導者側の一方通行にならない書き方を学び「何だか書けそうな気がする！！」という気持ちになりました。

また、日頃街を歩いていても「自分がユーザーだったらどう感じるかという目線で」観察することも大事というお話も伺い、常にアンテナをはっている必要性を感じました。また書籍の「帯」は出版社の超一流編集者による最高峰の要約だということで、そのような目線で帯を見てみると沢山の気づきがあり、これからは、本の帯に注目したいと思います。

最近の話題本「羊と鋼の森」を使い帯にあるフレーズはどこにあるのかを探したり、指定された部分を要約したりは新鮮な作業でした。ブログは長すぎても、説明不足もだめ。要約力は一朝一夕では身につきませんが常に心に留めて新聞などの記事もタイトルのつけかたなどから注意して読んでみると次第に見えてくるものがあると感じました。

「教室紹介を書こう」では、２つの異なるタイプの教室紹介をモデルに分析し、保護者目線も大切だがはっきりとした自分の信念も取り入れ魅力的な「タイトル」をつけて仕上げることを学びました。また、現行の学習指導要領の中に、教室紹介で使えそうな具体的でわかり易い言葉が入っているとのご指摘には、考えてもみないことでしたので驚きました。

いつもは、セミナーが終わり慌ただしく帰る所、今回は朝の10時から夕方4時過ぎまでと1日たっぷり時間があったため、美味しいお昼やケーキなども頂きながら何人もの先生方と雑談することもできゆったりと受講できました。雑談の中にも共感することや初めて知ることもあり実り多い1日でした。

美芽先生ありがとうございました。

★次回ライティングセミナーの日程★
10/5（水）10:00-16:30　東京国際フォーラム（ガラス棟G606会議室）
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