【実施レポ】子育ての中に音楽を!!ピアノ教育は人を育てますその指導法とは...(小倉郁子先生)

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2016/07/26
子育ての中に音楽を!!ピアノ教育は人を育てますその指導法とは...
小倉 郁子
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7月21日、小倉郁子先生をお迎えして、「子育ての中に音楽を!!ピアノ教育は人を育てますその指導法とは...」セミナーがかなっく音楽ルームで開催されました。
ピアノは、視覚、聴覚、運動の3つを同時に使うことで、脳の活性化に繋がると言われています。

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小倉先生の生徒さんは一流大学に進学したり、理系に進んだりする子が多いそうです。小倉先生は、双子の息子さんの子育て経験者でもあります。
息子さんたちには、毎日15分ずつレッスンし、7時にはレッスンを切り上げて帰宅し、夕食作りをする40分の間に勉強とピアノ練習をさせ、8時には家族揃って夕食を食べ、食後1時間は親子コミュニケーションの時間に当てたそうです。コンペなど期限付きの目標に向かってピアノに取り組んだことにより、コツコツと努力すること、自ら計画を立てることの大切さを学び、緊張感に耐えることに慣れ、アピールポイントがわかるようになります。

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練習のモチベーションを上げるため、家庭では規則正しい生活リズムを作り、時間のやりくりを学び、たとえ五分でも毎日自発的に練習する習慣をつけます。
本人が決めた小さな目標をクリアすることで、毎日達成感を得られるようにします。モチベーションキープできた時は、ものではなく、ハグする、一緒にお風呂に入るなどのご褒美を与えることも効果があるそうです。
レッスンでは練習パターンを教え、自分で良し悪しを判断させ、ポイントだけの声かけにより、心地よい練習環境をつくります。

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ピアノ教育は、技術を教えるのではなく人作りを教えるというお話もありました。アンサンブル指導によって、人との関わり合いを学びます。障がいのある生徒さんを他の生徒さんがさりげなくあたたかくサポートして、リレー連弾をするDVDを見せていただき、人を育てるピアノレッスンを実践する効果を目の当たりにしました。
ピアノは家庭学習なので、親子の絆を深めることにも役立つそうです。ピアノ学習と子育て経験も織り交ぜたお話で、あっと言う間の2時間でした。

Rep:横浜バスティン研究会 松澤 美佳

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