テクニックはマジック―Mozart・Chopinを題材に―
中川 京子

5月19日(木)鶴見区民文化センター音楽ホールにて、中川京子先生の「テクニックはマジック―Mozart・Chopinを題材に―」が開催されました。
様々な曲を弾くにあたり、どうやってハノンを役立てていくか、というお話を、実際に曲を弾いて解説して下さいました。
セミナーの題材であるモーツァルト・ショパン以外にもバッハ・ドビュッシーの曲の中で、具体的にハノンの活用法を教えて下さいました。
そして勉強している曲(作曲家)によって、ハノンの練習法を変える、というお話しもとても興味深かったです。

曲の中にはハノンの要素が詰まっている、という事と、先生が終始おっしゃっていた、手・腕の使い方 「落として抜く」 「楕円を描く」 という弾き方が今回のセミナーのポイントだったように感じます。
受講者の皆様からは、まず指導者の私たちが実践してみなければ、と言う意見
や、中川先生の演奏、特に作曲家によって変わる音の響きが素晴らしかった、という声が聞かれました。
中川先生のお話しや演奏を、これからもまだまだたくさん聴きたくなるようなセミナーでした。
中川先生、どうもありがとうございました。
Rep:横浜バスティン研究会 菅田由香
【GoogleAdsense】