【実施レポ】国境やジャンルの垣根を超えて「音楽」を楽しませるレッスン ―感性豊かなうちにさまざまな音楽に出会わせよう―(ミハウ ソブコヴィアク)
文字サイズ:小 | 大2016年3月22日、カワイ太宰府ショップにてミハウ・ソブコヴィアク先生による「国境やジャンルの垣根を超えて「音楽」を楽しませるレッスン ―感性豊かなうちにさまざまな音楽に出会わせよう―」が開催されました。
ミ ハウ先生はクラシックとジャズを兼ね備えたピアニストでもあられる事から、前日のステップではトークコンサートもお願いし、ショパンやポップスジャズなど 披露して頂きました。ショパンではノクターンなど甘く歌う旋律はとにかく美しい響きの音で魅了され、ポップス、ジャズではノリの良い聴いている人も一緒に 体が動くような楽しい音楽でした。
まさに、それが垣根を越えたコンサートで、セミナーではそれを丁寧に解説して頂きました。
祖国ポーランドのショパンのお話しでは、右手の歌わせ方やテンポルバートのお話が主でしたが、ショパンの右手は腕全体3つの関節を使ってエチュードもノクターンのように旋律を歌わせる事、革命などの曲をノクターン風にアレンジして例に出されたのが印象的でした。
ま た、ポップス、ジャズではコード、即興、色々な音楽でのノリ方などのお話、誰にでも簡単にやってみられる基本的な伴奏付けのお話でした。未経験者の受講者 がアシスタントになり、一つのメロディーにコード付けをし、それから飾りを付けたりして展開し段々厚みのある音楽に変身させて行ったり出来たので、親近感 が湧きました。
沢山の範囲に渡り色々な笑いありの流暢な日本語トークで、あっという間の2時間でした。
最後にクラシック、ポップス、ジャズに共通している事は何ですか?の質問では、遊ぶ事、気持ち、愛情を音に込める事、心から自ら表現し感動させる事、皆さん音楽ってそうだよねと頷いていらっしゃいました。