"巨匠"パウル・バドゥラ=スコダ氏の大著「モーツァルト 演奏法と解釈」はモーツァルト作品をはじめ、古典期のピアノ曲演奏に取り組む演奏家必携の参考書です。「新版」の監訳者であるピアニスト・今井顕先生をお迎えし、最新の「古典は音楽」演奏事情のレクチャーと、指導への活用方法について考えるワークショップを開催します。
講師:今井 顕(いまいあきら)
1954年、東京に生まれる。若くして才能をパウル・バドゥーラ=スコダに認められ、私立武蔵高校
を中退してウィーンへ渡欧、氏の薫陶のもとで研鑽を積んだ。早くも19歳でウィーン国立音楽・舞台芸術大学を最優秀の成績にて卒業、数々の国際コンクールに優勝・入賞し、コンサートピアニストとして国際的な活動を開始する。恩師スコダにはフォルテピアノも含めた演奏技法のみならず、古典派の書法に関する実践的な知見や原典資料の評価と原典版楽譜の編纂技術も教授され、東独ペータース社のショパン原典版全集の『即興曲集』やオイレンブルク社刊『ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」』の原典版スコアその他の編纂を担当した。ウィーン音大にて開講されたスコダ・クラスのアシスタントを経て同大学の客員教授となり、1995年、その業績と尽力とに対しオーストリア政府より名誉教授の終身称号を授与される。国内では、バドゥーラ=スコダ著『バッハ 演奏法と解釈』(全音楽譜出版社)の監訳、『初版および初期楽譜に基づくソナチネアルバム』(同)や『モーツァルト ソナタアルバム』(音楽之友社)の出版など、そのグローバルな活動は演奏のみならず多岐にわたっている。 WEBサイト - 2016.5.8(日) 10:30-12:30
- 東音ホール(東京・巣鴨/アクセス)
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◆受講料
会員3,000円/一般3,500円
書籍購入セット券:会員9,500円/一般10,000円
(書籍予価:予価7,884円(税込))
※レクチャー&ワークショップは書籍をお持ちにならなくても参加できる内容です - 主催:一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)、目白バロックステーション、杉並ステーション、汐留チェンバロステーション
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