アレンジワークショップ第4回目は、講師陣3名の先生方からのまとめとアレンジアドバイス&懇親パーティーという豪華な内容!参加された方には、とても贅沢な、至福の2時間半となりました。
まず前半のトップバッターは、橋本晃一先生。ポピュラー曲をアレンジする際の注意点(音域の活用、ベースラインなど)をお話いただき、井谷美智子さん(「戦場のメリークリスマス」)、村上雪子さん(「花は咲く」)のアレンジアドバイスをしていただきました。
続くピアニスターHIROSHI先生には、「既成のアレンジに手を加えることを怖れないで」というお話と、武内園子さん(「リカード・ボサノバ」)、岡﨑有美子さん(「ロック ナイト」) のアレンジアドバイスをしていただきました。どの方のアレンジも、本人もびっくり!の変わりようで、会場も沸きかえりました。
最後に、小原孝先生からは、「歌詞を大事にしたアレンジを、気持ちが伝わるようにどう演奏するか」というアドバイスをいただきましたが、内山祐子さん(「紅葉」)、高島 麻子さん(「愛の讃歌」)、門田裕美さん(「君の名は希望」乃木坂46)のアレンジと演奏が、みるみる華麗に変化していくサマを体感できました。
後半は、皆さんお待ちかねのランチパーティ!先生方への活発な質問も飛び交い、和気藹々と楽しいひとときとなりました。また、次回のアレンジワークショップ講師でも
ある丹内真弓先生からは、かわいらしいオルガニート(オルゴールの一種)の紹介もあり、先生お手製の「逢えてよかったね」オルゴールバージョンに、一同感激!オルガニートの周りにも多くの受講者が詰め掛けておりました。
そして、ラストは講師陣によるミニコンサート!
橋本晃一先生と丹内真弓先生による連弾で、「ロックエリーゼのために」「ウェディングマーチラグ」(「ワン・ピアノ・デュエット」ドレミ楽譜出版社刊より)と、既成の楽譜をリアレンジした「ロンドンデリーの歌」には丹内先生による鍵盤ハーモニカが加わり、情感溢れる演奏に、会場はすっかり魅了されました。
続いては、まさかまさかのサプライズ!ピアニスターHIROSHI先生と小原孝先生の夢の共演!(なんと30年振りとのこと)お2人の馴れ初めをお話いただき、小原先生の「逢えてよかったね」をベースに、「愛」をテーマにした8分間のメドレーを、2台ピアノで即興演奏してくださいました。
ずっといつまでもこのときが続けば・・という想いと感動を胸に、最後に会場全員で「逢えてよかったね<東日本大震災心の復興支援曲/作詞作曲:小原孝>」を歌ってお開きとなりました。
このアレンジワークショップを通して、受講生の皆さんがメキメキ力をつけていかれる様子は、驚きと感動の連続でした。講師の先生方からは「このワークショップで学んだことが、皆さんの今後の音楽活動やレッスンに役立ちますように」とのメッセージもいただきましたが、このアレンジワークショップはまだまだ続きます。
次回は発表会をテーマに、国府弘子先生(10/4)、鈴木奈美先生(11/2)、丹内真弓先生(12/1)が、明日のレッスンや発表会にすぐ活用できるアレンジ&アイデアを大公開!いたします。(「成功する発表会アレンジのポイント(仮)」について、私も基調講演をさせていただく予定です)2/19より申込開始となりますので、ぜひ奮ってご参加くださいね。
(Rep.コーディネーター 佐土原知子)