【実施レポ】藤井一興ピアノ研究セミナーVol.1 フランス古典音楽の魅力(藤井一興先生)

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2016/02/02
藤井一興ピアノ研究セミナーVol.1 フランス古典音楽の魅力
現代ピアノで美しい音色を表現する奏法
藤井一興
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2016年1月22日(金)カワイ表参道コンサートサロンパウゼにおいて藤井 一興先生をお招きし、「藤井一興ピアノ研究セミナーVol.1 フランス古典音楽の魅力 現代ピアノで美しい音色を表現する奏法」という題で講座が開催されました。

藤井先生は現在、芸大や桐朋音大にてご教鞭をなさっておられ又オリヴィエ.メシアンの愛弟子でもあられた世界的ピアニストです。 この度はお忙しいお時間を工面して下さり、 ピアノを愛する多くの方々に広く門戸を開いて ピアノ研究会を開講して下さりました。

今回はバロック時代に古楽器で演奏されていた曲のレパートリーを現代のモダンピアノで適切に演奏するにはどの様な奏法が相応しいのかというテーマで、多くのサンプル曲を弾いて下さりながら様々なテクニックを御教授下さりました。
鍵盤を5ミリ沈ませた所から撫でる摩る...しなやかで美しい指の動きによる極上なレガート。 雅やかな装飾音の音色を創る多彩なテクニックに魅了され更に素晴らしいペダリングテクニックに圧倒され...あっという間の2時間。
それは正にピアノの職人技。 誠に感動的で分かりやすく、ピアノという楽器の素晴らしい可能性を感じられるセミナーだったと受講生の方々から嬉しいご感想を沢山いただきました。

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受講生の方々はピアノ指導者、ピアノ愛好家、ピアニスト、音大教授...実に幅広く又遠方からも大変多くの方々がお越し下さりました。 質疑応答コーナーでは興味深いご意見を沢山いただき、藤井先生の温かいお人柄が伝わる楽しいトークが続きました。 素晴らしい学びのひとときをご一緒させていただけました事に感謝で一杯です。

次回のセミナーは6月10日。 カワイ表参道パウゼにて開催予定です。 タイトルは「四期の演奏スタイルとピアノの歴史」です。
各時代に合わせた奏法をセレクトするには それぞれの時代のピアノの特徴を知る事も大切です。 プログラムはコンペの課題曲からも選曲させて頂く予定です。
皆様のお越しをお待ちしております。


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