2015年12月11日(金)横浜市栄区民文化センター リリスにて秋山 徹也先生をお招きし、「アナリーゼして弾こう!」という題で講座が開催されました。(※バッハ『インベンション7番・12番』『シンフォニア2番・10番』)
朝から季節外れで想定外の嵐。電車の運転見合わせ、徐行運転、道路渋滞と、突風と大雨の中、秋山先生も早朝に家を出られ、遠くからはるばるとお車でおいで下さいました。
受講の皆様のために10分程 開始時間を遅らせましたが、欠席もほとんどなくご参加下さいました。
前回試験的に応用編をなくし、インベンション2曲シンフォニア2曲計4曲のアナリーゼを行っていただいたところ皆様に好評でしたので、今回から一気に4曲ずつ、残すところ3回で完結しましょうという事になりました。
途中軽い休憩を入れましたが、スタートが遅かったせいもあり気がつくと終了は12時30分を過ぎておりました。
先生は、休憩時間も惜しまず参加者の質問にお答えになり、セミナー時間も延長なさったのに
お疲れのご様子もなく、一体そのパワーはどこから湧いてくるのだろうと感心いたしました。
その秘訣を次回のセミナーランチ会でお聞きしたいと思います。
今回は共通性のある2曲ずつを、休憩を挟んで講義して下さいました。
インベンション7&シンフォニア10 (形式が似ている。曲全体に一貫したモチーフを使用)
インベンション12&シンフォニア2 (対照的な♯系♭系の楽器の特性を踏まえた曲作り)
全体的には、転調の度数によるイメージの違いを詳しく説明して下さいました。
また、迷った時は全部の声部を同等に弾くとよいなど、冗談を交えておっしゃっていました。
終了曲:インベンション:1. 2. 3. 5. 7. 8. 12. 13. 14
シンフォニア: 1. 2. 4. 5. 6. 7. 10. 11. 13
次回の内容は《インベンション11番15番・シンフォニア3番8番》です。ご期待ください.
日時:2016年2月19日(金) 10:00-12:00
場所:横浜市栄区民センターリリス音楽ルーム