2015年10月24日(土)奄美文化センター 第一リハーサル室にて、石黒加須美先生講座「~音楽を感じる心を育てる~ 幼児期の能力開発・正しいピアノ早期教育」が開催されました。
【1】指導者としての原点
【2】3歳までに何をしていたいのか?
【3】レッスンの計画の一例
この3つの内容を柱として、実際に使用されている道具を例示しながらセミナーが行われました。
【1】指導者としての原点
「すべての責任を指導者がもつ」この言葉が印象的でした。子どもにとって指導者は大きな影響を持ち、音楽(ピアノ)を好きにも嫌いにもさせることを教えて下さり、音楽教育だけではなく、指導者として子どもの教育に関わることの大切さを感じました。
【2】3歳までに何をしていたいのか?
幼児期におけるピアノの早期教育について「しなくてはならないこと」逆に「してはいけないこと」について、実際の道具や先生の著書をもとに(1)音感訓練(2)リズム感(3)イメージ・即興性と、脳科学の話をもとに詳しく教えて下さいました。
【3】レッスンの計画の一例
石黒先生の教室で行っているレッスンの例をいくつも紹介して下さいました。すぐにレッスンに活かせる内容としてピアノ伴奏等も著書をもとに説明がありました。
石黒先生のせみなーの中で、人間力の養成(みえない学力)は社会が必要とする人を育てる。「見えない学力」を保護者も一緒になって、子どもにつけていくことが大切であり、ピアノ学習を通して、努力や創意・工夫を積み重ねていくことが「みえない学力」の育成につながるというお話を聞き、教育現場でも言われる「生きる力」の育成にも大きく関わると感じました。このセミナーを受けて指導者(教員)として大切なことを多く学びました。ありがとうございました。