11月22日午前 弘前文化会館大会議室にて、江口文子先生による公開レッスンが行われました。A1,B,C,D,E級レベルの生徒5名がレッスンを受けました。A1~Cは20分づつ。D,Eは30分でした。
生徒の個性をうまく伸ばしながら、的確なアドバイスをいただきました。そっと背中を押したり、肩に触れただけで音が変化してゆくのが不思議でした。生徒たちも物怖じせず、伸び伸びとピアノを弾いていた事も印象的でした。江口先生の何とも言えないすごいオーラが会場をそめていました。
①ショパンの細かいペダリング
②アルペジオを上から1つ1つ下行させての練習
③バッハの休符やタイの大切さ
④ショパンの即興曲、1つ1つのつぶが輝くように
⑤何をどう弾きたいかをしっかり伝える
⑥シューベルトは、小さな(細かい)音が全部うたっている
心の状態を変えないと転調できない、ベースのタッチの方法、楽譜から情景や心情を読み取る。音の羅列にならないように。短い時間の中で大切なポイントを伝えて下さいました。
午後の部のセミナーでは、1時から西谷ビル3F会議室にて
①「最初の悲しみ」を題材としてグループごとに楽譜に思ったことを書きこみ発表しあいました。歌詞をつけたり、ため息がたくさんある等、受講する先生たちの発想がおもしろかったです。出だしは悲しみのイメージをもって弾き始める、調性感を出す、B部分はもっと想いが深くなってゆく。
②「半音階」の楽譜には指使いを書き込む。書いた指使いで弾いてみる。先生が伴奏をつけてみる。単なる指使いの練習でなくなる。
ハーモニーがあると指の練習も楽しい。
完成とテクニックを磨きました。