【実施レポ】スマホ&facebookセミナー 第3回「記事を書いて発信しよう!(山本美芽先生)

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2015/10/06
スマホ&facebookセミナー 第3回「記事を書いて発信しよう!
文・大野由利子(ピアノ講師)

日程:9月25日(金)
会場:カワイ横浜ショップ

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音楽ライターの山本美芽先生のスマホ&フェイスブックセミナーに出席してきました。第3回ということで、一歩踏み込んで「記事を書いて発信しよう」というテーマでした。私は、そもそも数ヶ月前までは、スマホではなく「ガラケー」(携帯電話)を使っていて、スマホも敬遠していたし、フェイスブックが何かも知りませんでした。

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山本美芽先生のセミナーに伺うようになって、皆さんがフェイスブックで交流していることを知り、何か楽しそうだな、と興味を持ち、始めたばかりです。
講座では、自分が発信するメリットをいくつか提示していただき、また人によっては発信しない理由もあることを教わりました。
発信する、しないは自分の居心地の良いほうでかまわないということでした。何が良くて何が悪い、というものは何もない。でも、発信したら、楽しいことが増えることは確かなようです。

次に、フェイスブックに取り組む目的を再確認しました。仕事(レッスン)とプライベートのどちらに重きを置いていたいか、どちらにしても、多くの人と素早くコミュニケーションをとり、充実感を得たい、これが最大の目的です。
記事を書こうと思うと、ささやかだけど、何か面白いことやものを探そうとします。愚痴や不満などのネガティヴなことは避けるようにします。観察力を身につけ、 自分のスタイルで使うのが大事だと教わりました。

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そして、具体的には、会場となった新装開店したばかりのカワイ横浜店に展示されたシゲルカワイを始めとするグランドピアノを試弾して、その感想を記事にするというワークをやりました。以下、私が実際に書いたメモです。
「何台も置いてあるカワイピアノの最高峰であるシゲルカワイの中でも、弾きやすさや音色は様々でした。お店の入り口に置いてあるショールームのシゲルカワイは、低音から高音に至るまで、音が豊かで、タッチも弾きやすいです。レッスン室に置いてあるシゲルカワイは、狭い空間だからということもあるようですが、音色や弾き心地も、ショールームのものには及びません。個体差や、置いてある環境にもすごく左右されると思いました。」

実際に体験しなくても、大抵のことは適当に取り繕って書けてしまいます。でも、自分が感じた自分の感想を自分の言葉で書いてみる。人との会話の中で印象に残ったひとことを、逃さずキャッチする。疑問に思ったことは、そのままにしないで質問する。これらのことを心がけると、魅力的な文章が書けるようです。

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最後に、先生が、カワイの田中修一さんに、実際に生でインタビューするところを見せていただきました。新しい店舗に移転するまでの経緯や、それにまつわる苦労を田中さんに質問していきます。
山本先生は、どんどん話しを膨らませて話せるように、うまく誘導されて、聞いている私達も思わず惹きこまれて行きました。最後に、ちゃんと話しがまとまって、限られた時間で最大級の話しを聞き出すプロの術を見せていただき、すごく楽しかったです。
魅力的な文章を書くのは、難しいと身構えてしまいますが、とにかく始めの一歩を踏み出す勇気をいただいて帰って来ました。

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山本美芽

や まもと・みめ◎音楽ライター、ピアノ教本研究家。東京学芸大学大学院教育学研究科音楽教育専攻修了。中学校(音楽)、養護学校にて教諭と勤務したのち、執筆活動をはじめ る。ピアノ指導者としても大学在学中から現在までレッスンを行う。
『ムジカノーヴァ』『ジャズジャパン』等の音楽専門誌にて、国内外の一流アーティストに多数取材。「もっと知りたいピアノ教本」(大半を執筆、音楽之友 社)「21世紀へのチェルニー」(単著、ショパン)などを執筆、ピアノ教本についての研究をライフワークとして続け、多くのピアノ教本の著者・訳者に直接 取材した経験を持つ。中村菊子、呉暁、樹原涼子などピアノ教本の著者・訳者からは厚い信頼を得ている。2006年~2010年の間、夫の転勤のためアメリカ・カリフォルニア州在住。州立シエラカレッジにて単位取得。アメリカのピアノ教本事情を研究。
帰国後、2013年より著書「自分の音、聴いてる?」(春秋社)をテーマにしたセミナー、また音楽指導者のためのライティングセミナーを全国各地で行う。音楽教育学の知識と、音楽ライターとしてプロの音楽家・教育者との膨大なインタビュー経験、自分自身のピアノ指導・子育て経験、ピアノ学習、全国のピアノ指導者との密接な交流から得た現場発の問題点など、理論と実践を融合しながらピアノ教育が進むべき道を先導している。ピアノを多喜靖美氏に師事。室内楽を多喜靖美、松本裕子の両氏に師事。
2015年には「ピアノ教本、かしこく選ぼう」セミナーを関東・関西・北陸など全国で行っている。あわせて指導者向けのブログライティング・フェイスブック活用セミナー、地元・相模原市のホールにおいて隔月セミナー「21世紀へのチェルニー」、門前仲町シンフォニーサロンにおける「自己肯定感を育てる聴き方セミナー」(自分の音、聴いてる?)なども開催中。
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大野由利子(ピアノ講師「大野ピアノ教室」主宰)

桐朋女子高音楽科及び桐朋学園大学ピアノ科卒業。フランスニース夏期国際アカデミー参加。小川京子・故ゴールドベルク山根美代子の各氏に師事。ジョイントコンサート等に出演のかたわら大野ピアノ教室にて幼児からシニアまでの様々な年代の指導にあたる。弾く人も聴く人も楽しめる音楽を、目指している。PTNA全日本ピアノ指導者協会指導者会員。ホームページ


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