2/4(水)カワイ名古屋2F コンサートサロン"Bourree"において菊地裕介先生をお迎えし、「ベートーヴェン ピアノ・ソナタ シリーズ9~演奏法と解釈~」セミナーを開催いたしました。27名受講者の方々にお集まりいただきました。
♪ 講座内容:ベートーヴェン ピアノ・ソナタ 第5番Op10-1、第16番Op31-1
(予定していた第22番Op54は、時間切れのため次回に取り上げる予定です)
ベートーヴェンが生きた時代(1770年~1827年)は、ピアノが大きく発展した時代でもあり、作品には新しいチャレンジがみられます。前期・中期・後期の作品を取り上げ、菊地先生の演奏を交えたお話には大変説得力があります。
楽譜から演奏法を考えるためにはこういった時代背景を知り、ただ音符を鍵盤に置き換えたという演奏に陥ってしまわないよう「楽譜から音楽をどう読むのか?」常に考え、具体的なイメージを持って練習することが大切だと思いました。
菊地先生の想像力はとても楽しく、面白く、物語を読んでいるような印象で、時代を超えて「ベートーヴェンに会えた」ようなまるで「タイムトラベル」をした気分になりました。趣味で演奏される愛好家の方にも楽しんで聴いていただける内容でした。
当日の様子は こちら にも掲載しております。合わせてご覧ください。
(Rep:ピティナ名古屋さかえステーション 荻野千恵実)
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