【実施レポ】「ロシア・東欧ピアノ作品の魅力」第3回(田中正也先生)

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2015/02/10

1/28(水)カワイ名古屋2F コンサートサロン"Bourree"において田中正也先生をお迎えし、「バイエル終了~チェルニー30番、40番で弾ける 「ロシア・東欧ピアノ作品の魅力」第3回~聴けば納得!定番曲から隠れた名曲までを大解剖~」セミナーを開催いたしました。28名受講者の方々にお集まりいただきました。

15才からロシアの音楽に育まれた田中正也先生より、モスクワ音楽院を代表する2人の教授から受け継いだ緻密で大らかな奏法について演奏や指導に結びつくようにわかりやすくお話していただきました。
 ロシア・東欧の現代的・民族的・抒情的な作品から学ぶこと
 俊敏な指さばきと大胆な発音法
 血沸き踊るようなリズム感を創りだすコツ
 多様な響きの創り方、抒情的な旋律を歌わせる秘訣

【参考曲目】
☆グリンカ=バラキレフ: ひばり
☆プロコフィエフ: 「つかの間の幻影」より 第 1,5,11,14,17番
☆ハチャトリアン: 「少年時代の画集」より エチュード
☆バルトーク: 「ルーマニア民俗舞曲」

読譜から演奏へ → 楽譜から音楽を読み取り演奏するためには 楽曲の構成など分析することも大切ですが、まず"音"を聴いて具体的にイメージしてみることも大切なことだと思いました。 具体的なイメージ ・・・・ "風"のイメージなら、そよ風のよう な「やさしい"風"」なのか? 嵐のような「強い"風"」なのか?いろいろと考えてみるとそこから演奏法のヒントをみつけることができます。

  

鍵盤上における"音"の間違いはないけれど・・・何かが違う・・・具体的なイメージを持って演奏することで変化することもわかりました。具体的なイメージが持つためには作曲家が生きた時代、国を知ることも大切だと感じました。比較的やさしい曲であっても、田中先生の演奏により素晴らしい作品へと変化しました。

当日の様子は こちら にも掲載しております。合わせてご覧ください。

(Rep:ピティナ名古屋さかえステーション 荻野千恵実)


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