2014年12月17日(水)カワイ名古屋2F コンサートサロン"Bourree"において中井正子先生をお迎えし、「ピアニストによるテクニックシリーズ エチュード入門 「ショパン・リスト・ドビュッシー」」セミナーを開催いたしました。41名受講者の方々にお集まりいただきました。
セミナーでは
♪ ショパン:Op10-3「別れの曲」 Op10-12「革命」 Op25-1「エオリアン ハープ」
♪ リスト:3つの演奏会用練習曲より 「ためいき」
♪ ドビュッシー:12の練習曲より 第11番「組み合わされたアルペジオのために」
を取り上げていただきました。
ショパンのエチュードは難しいですが、譜読みの段階でゆっくり両手で練習することで和音の響きを感じ、同時に和声の変化を記憶でき、効果的な練習になることがわかりました。 結構大変な譜読み作業となりますが、和声進行を把握することは大切なことであると思いました。今回とりあげていただいたショパンと同時代に生きた作曲家リストのエチュードについても和声の流れを知ることにより深みの演奏へとつながることもわかりました。 難しいエチュードは指の練習だけになってしまわないよう、ハーモニーの変化を味わいながら練習するよう心掛けることが大切だと思いました。
当日の様子は こちら にも掲載しております。合わせてご覧ください。
(Rep:ピティナ名古屋さかえステーション 荻野千恵実)
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