12/5に作曲家の轟千尋先生をお迎えしピアノセミナー「連弾の魔法でこどもたちに音楽するよろこびを伝えよう!!」を開催いたしました。
教材はこどものピアノ連弾名曲集(全音/轟千尋編)の1・2巻。4人の受講者に演奏のお手伝いを頂きながら演奏のコツやアナリーゼを交えながら進めていきました。
内容は・・・
・長い休符が終わる時は大切な瞬間が多い
・3度の和音(長調)は陰りや曇りを表している
・終止の先延ばし
☆転回形は一番下の音に注目
・カルテット的な書法の時はバランスを怖がらずに弾く
☆倚音には強調やディミネンドが隠れている
・近現代の和音は潔く弾く
・転調の距離が遠い時は印象的に
☆ベースラインの音が動き出す瞬間が大切
・連弾の時は呼吸や相手の手を見ることが大切
特に☆マークの3つは重要であるということ、また楽譜には書かれていない大切なことが沢山あるのでそれをきちんと考 えることが大切な事とお話しされました。
この連弾曲集は一音一音響きなどにこだわって作り上げた作品なので、ぜひ楽譜通り弾いてほしい、と もおっしゃっておりました。現在も幾つかの作品を執筆中とのことですのでそちらも楽しみです。
(Rep:ピティナ静岡東部支部 外田明幸)
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