【実施レポ】ピアノ演奏のための基礎力2(吉永哲道先生)

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2014/10/28

10/22(水)カワイ名古屋2F コンサートサロン"Bourree"において吉永哲道先生をお迎えし、ピアノ演奏のための基礎力2「ポリフォニー音楽の分析と演奏法」講座を開催いたしました。33名受講者の方々にお集まりいただきました。

音楽作品を演奏する上で最も重要な要素のひとつ"多声音楽(ポリフォニー)"の演奏法について
♪ 筋力に依らない打鍵の感覚
♪ 滑らかな"響きのレガート"の正体・・・倍音と倍音のつながり
♪ 程に対する意識
♪ 各声部をバランスよく弾き分けるための"耳"の使い方
をご講義いただきました。

"美しい音"とはどのような音なのか? "音楽表現"とはどのようなことなのか?
今回、バッハ:インヴェンション第9番、シンフォニア第5番、フランス組曲第3番を取り上げていただきました。"響きの質感"を考え、調和した響きを作りだすことで、聴き手の心に伝わることが演奏を交えての具体的な解説でよりわかりやすくなりました。
 また、倍音の響きを良く聴きハーモニーを感じる演奏を心がけることで、多彩な音色を作ることができることもわかりました。
"音を聴く"というのは "音の響きの行方、響きの過程"を感じることであり、日頃の練習において心がけることが大切であると思いました。
倍音を響かせるタッチは筋力に依らず重みを使った奏法であることもわかりました。
より素敵な演奏へと向かうためには やはりバロックの作品をしっかりと学習する必要もあると思います。日々の練習が楽しくなるよう、講座を企画する側も先生方をサポートできるよう心掛けたいと思います。

 

当日の様子は こちら にも掲載しております。合わせてご覧ください。

(Rep:ピティナ名古屋さかえステーション 荻野千恵実)


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