9/24(水) 10時~14時、ヤマハ倉敷店ウィスタリアホールにて、多喜靖美先生をお迎えし『導入・初級のレッスン革命』を開催いたしました。38名が受講し、県外からも熱心な先生が集まって下さいました。広島・小倉まで聴講に伺い、ずっと心待ちにしていたセミナーを、この度倉敷で開催出来ました事を本当に嬉しく思います。前日には、新たに立ち上げた "倉敷かわせみステーション" ステップのアドバイザーをして戴き、2日間にわたり大変お世話になりました。
午前のセミナーは、
「ピアノを使ってどんな事がしたい?どんな生徒に育ってほしい?」
多喜先生の問いかけから始まり、いつも音楽に溢れていた先生の経験談から幸せなイメージが溢れます。そして、
♪ 音楽の楽しさを感じ取らせる導入
♪ 四期を弾き分けるための初級
を柱にお話があり、そもそも拍子とは何か?を考えるきっかけを下さり、拍子・和声・リズム・メロディーがどう絡んでいるのか、音楽の 基本を丁寧に説明して下さいました。
また、多喜先生のアイディア楽譜を使った受講者同士でのアンサンブルや、鍵盤ハーモニカでの演奏を楽しんだり、誰かと一緒に音楽を作る喜びを体感し、笑顔に包まれました。
多喜先生と田中先生(ヴァイオリン)の演奏もあり、音楽に溢れた幸せな時間はあっという間でした。
昼食は多喜先生を囲み、他県の先生方とお話ししたり和やかな時間となりました。
午後は、
♪ アンサンブルより指導法のヒントを!ということで、曲集「しつないがく~はじめの一歩~」を題材に、田中郁也さんにヴァイオリンでの演奏協力をお願いし、5名の先生方が小中学生になりきって受講しました。小学生になることで、生徒への指導の仕方が分かり易く、受 けている方も緊張がほぐれ、多喜先生のアドバイスでみるみる演奏が変化していきました!
笑いと、へぇ 、あぁ と、なるほどの連続!
アンサンブル講座なのですが、《ソロのためにアンサンブルを》という先生のお言葉通り、アンサンブルを経験することで、呼吸・どのようにその音を弾きたいか・打鍵スピードなど、ソロにも直結した音楽の土台を学ばせて戴きました。
最後に多喜先生と田中先生の素晴らしい演奏に酔いしれました。
1月より定期的に室内楽講座が始まります。「待ち遠しい!」「弾きたい!」という声が終了後たくさん聞こえてきました。
午前も午後も、もっともっと聴きたく、学びたくなる内容満載で大盛況でした。
多喜先生、アンサンブル(ステキな音楽の種)を有難うございました。
(Rep:ピティナ倉敷藤の花ステーション 遠藤美子)