【実施レポ】保科陽子先生 指導者のためのコーチングレッスン講座 先生力アップ編「教室を発展させていこう!」 第2回

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2014/06/30
保科陽子先生
指導者のためのコーチングレッスン講座
先生力アップ編「教室を発展させていこう!」
第2回「教室運営・営業力(プロモーション力)」
文・萩本亜矢

日程:2014年6月20日/ 会場:ヤマハミュージックアベニュー横浜

指導者のためのコーチングレッスン講座、第2回目のテーマは「教室運営・営業力(プロモーション力)」。教室を運営していく上で、必要不可欠な営業力(プロモーション)。保科先生からは、ピアノ講師はプロモーションが苦手な方が多いとご指摘があった。

ピアノ講師の営業力が弱いのは、実は、ピアノ講師自身が持つ、お金に対する【思い込み】や【ブレーキ】が原因という、意外な切り口から講座はスタートした。「お金は人生を狂わせる」、「お金を儲けることはあさましいことだ」、「お金を稼ぐのは大変だ」等の【思い込み】、「教育でお金儲けをしてはいけない」、「お金がないから好きなことができない」等の心の中の【ブレーキ】が、教室の営業力の妨げになっているのだとか。保科先生の「町のケーキ屋さんが、おいしいケーキを作って、お客様からお金をいただいて、"すみません"とは思わないよね?」という優しい語りかけで、参加者たちのお金に対する【思い込み】や【ブレーキ】が、ふっと外れたような空気を感じた。

プロモーションとは、私たちの教室の認知、理解、好感度、特異性などを促進・向上させることであり、コミュニケーションの一部である。そういうお話を聞いて、プロモーションをしないことは、お客様とコミュニケーションしないことと同じではないかと思った。

ここからは、プロモーション大作戦と題して、さらに実践編へ進んだ。参加者は、チラシ班、ブログ班、ホームページ班の3つのグループのうち、自分がこれから力を入れたいと思うグループに入り、具体的に各プロモーションの目標設定、行動設定、フォローアップ体制を進めた。

私は、前回の講座で作ったバランスホイールで、アナログのプロモーションが弱めという結果が出たので、チラシ班に所属した。同じグループの先生方と連絡先を交換し、この先の進捗状況も報告し合い、共にプロモーションのスキルを磨いていくことにした。講座の日の夜、私は5年振りに、プロフィール用の写真撮影の予約を入れた。チラシの原稿はまだできてはいないが、これも一歩前進と思いたい。

保科先生が連続セミナーで大事にしていることは、【ドライブ】。講座の参加者が行動すること、動き出すこと。「自分らしく、自分歩調でいいので、前に進もう。」という保科先生の言葉が、多くのピアノ講師の背中を押している。

参加者のブログ

萩本亜矢H.I.M.木更津 主宰)
武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。NPO法人日本ミュージックセラピスト協会認定ミュージックサポーター取得。指導者のためのコーチングセミナー上級修了。自宅レッスンの他、ホテル、企業、保育園などで演奏活動、高齢者・障害児者への音楽療法(個人、グループ両方)も行っている。NPO法人一粒舎「ブルーベリー園くらりの歌」を作詞作曲。その楽曲は、「はじめてみようよ スキルアップ音楽療法(クオリティケア出版)」に掲載。2014年4月開校の木更津市立真舟小学校校歌「スタートライン」作曲者。

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  先生力アップ編「教室を発展させていこう!」第2回 教室運営・営業力(プロモーション力)

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