2014年6月7日(土曜日)高崎市新町文化ホールにて、高木早苗先生による、ピティナピアノコンペティション課題曲の公開レッスンを実施いたしました。レッスンは、9時40分~17時という長時間、受講生は、A2級の幼児からD級の中学生まで、そして、連弾初級 A・Bと、多岐にわたり、休憩もお昼に約30分の休憩を挟んだのみで、本当にパワフルにレッスンしていただきました。
一人当たりのレッスン時間は、20分~30分という短時間にもかかわらず、それぞれの生徒の長所、問題点を的確に把握し、一人一人に合った指摘や指導をしていただきました。そして、その生徒の年齢にあった言葉掛けや、時には、実際に身体を動かしてみるなど、とても分かりやすいレッスンで、聴講したレスナーからも、言葉の引き出しが多くてとても分かりやすく、コンクールのみならず実際の指導に行かせるヒントをたくさんいただけて良かった!と言う声もありました。
審査員という目線からのご指摘もあり、これは、指導する立場にいるだけでは、なかなか意識出来ない点でもあり、私自身もとても勉強になりました。
また高木先生のレッスンは、時にユーモアも交えながらのとても楽しいレッスンで、時折、客席からもドッと笑いが起きたり、皆が、笑顔で聴けるような温かいレッスンでもあり、受講した生徒さん達も、この先の予選に向けてより大きなパワーをいただいたようでした。
とても残念だったのは、レスナーの先生方の聴講がとても少なかったこと。コンクールの課題曲レッスンではありますが、コンクールに出る生徒やその曲を弾いている生徒がいる、いないにかかわらず、指導のポイントを押さえる、という点ではとても勉強になるわけで、学びポイントは満載だと思うのです。
ただ土曜日ということもあり、レスナーの方達からは、レッスンがあり休めない、参加したいけど、残念!という声は、多数いただいていました。そして、体調を崩され、当日キャンセルの先生もいらしてとても残念でしたが、また来年も開催したいと思っています。
(Rep:ピティナ伊勢崎HIMAWARIステーション 小林真子)