セミナー活用法その1
セミナーの上手な選び方は?
セミナーの上手な選び方は?
全国各地でセミナーが開催されている近頃ですが、どんなセミナーを受ければ良いのか、どんなセミナーが自分に必要なのか迷ったことはありませんか?ご自分を客観的に振り返ることで一歩前に進むヒントを与えてくれるセミナーが見つかるかもしれません!
1.あなたが今、必要なのは?
Check1~3までの質問にお答えいただきます。
お教室の生徒さんの様子や毎日の指導方法等を振り返って、当てはまる数を数えてみてください。
check1
- 演奏の指導をする際、「なぜ」の説明をあまりしていない
- 自分で模範演奏をして、生徒に真似させる方が手っ取り早い
- 「楽曲分析」にあまり自信がないので、分析された資料を参考にしている
- ハイレベルな演奏になると、自信をもって評価ができない
- 次が上がるにつれ、ピアノ演奏に伸び悩む生徒が多い
- 自分自身も、1曲をマスターするのに、非常に時間を要する
check2
- レッスンで、楽譜に集中しがちになり、生徒の身体や頭の使い方を観察できない
- 生徒の教材を、初見視奏はすることがあっても、弾き込むことはない
- 自分自身、人前で演奏することがしばらくない
- 本番のステージで実力を発揮できない生徒が多い
- 生徒の演奏の表現力(音色やテンポ感)に乏しい
- 生徒に身体的なトラブルが生じることがよくある(腱鞘炎など)
check3
- ソルフェージュやリトミックの、ピアノ演奏への効果がよくわからない
- 小学校高学年以降になると、ピアノをやめる生徒が多い
- ごく一部の教材(メソード)しか使用していない
- 生徒に、もっと練習してくるようにと注意することが多い
- 幼児や年上の保護者など、年代の離れている人との会話が苦手
- レッスン以外での生徒の力を伸ばす機会をあまり知らない
Check1
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『解釈力』に不安がありませんか? 楽曲分析、楽典、「四期」をテーマにしたセミナーをご紹介! |
Check2
に当てはまるものが多かった方は...
『演奏力』の向上がレベルアップの近道かもしれません。 演奏法、テクニックをテーマにしたセミナーに出かけませんか? |
Check3
に当てはまるものが多かった方は...
『指導力』をさらに磨いていきましょう! 導入から中上級まであらゆる指導に役立つセミナーがおすすめです。 |
2.自己分析のすすめ
江崎 光世先生(ピティナ理事)
ただ漠然とやみくもに手当たり次第に受講するのも、興味のある分野ばかりを受講するのも、何もしないよりは良いことです。ただ、学習効率を上げていくには、まず、"現在の自分に補うべきスキル"と"未来に向けて伸ばすべきスキル"を自己分析し、セミナーのタイトル、テーマ等、自分にピン!!とくるセミナーから参加して、現在の自分を知るところから始めてみるとよいでしょう。
もちろん、全てのスキルに完璧を求める必要はないですし、年代や地域によっても身に付ける優先順位は異なるでしょう。特に若い先生は、与えられて学んだ期間が長いので、それを打破する必要があります。ご自身なりに得手不得手を把握し学習計画を立てることで、目的意識を持ってセミナーを活用することができると思います。
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