2014年4月26日(土)10:00-12:30、掛川市美感ホールにおいて、菊地裕介先生をお招きし、「2014コンペ課題曲セミナー」を開催いたしました。 参加者はピティナ会員22名、一般9名、学生10名の合計41名が参加いたしました。
♪ 初めに演奏に対する2つのお話がありました。
《いろいろあってすべて良い》
《ならぬものはならぬ》
♪ どんな作品も演奏の質の高さが必要で、そのために技術や作品の内容・時代背景などをどれだけ練習したか?勉強したか?調べたか?
♪ 技術的に難点の《連打》については手首のコントロールの仕方や鍵盤から指を離しすぎない事。
《休符》は厳密な長さの意識を持って消す(切るのではなく)。また大事な仕切り直しの《間》となる時もある
♪ 《楽譜に忠実な演奏》大作曲家が考え抜いた作品なので、楽譜に記されたことを大切に忠実に守って弾く
♪ 菊地先生はパリやドイツなど10年も生活して勉強されたのに、学生参加者に解りやすく日本語で説明してくださいました。
演奏も模範演奏CDの録音の時から少しテンポや間を変えた弾き方をされて、表現方法は《いろいろあって皆良い》と。
掛川支部での11回目のセミナーとなりました。
今年も天候もよく、会場までホテルから徒歩にて先生をお迎えしました。また午後から同じ会場で
『ピアノステップ』が開催され、菊地先生には「アドバイザー」もお願いしました。
あと、お二人のアドバイザーの多胡まき枝先生と山上里衣子先生もセミナーに参加されました。
今回も『ステップ』と同日開催にてセミナーを行うことができ、ピティナ本部・支部の皆様のお力添えに感謝いたします。
(Rep:ピティナ掛川支部 林彰子)