2013年9月11日(水)菊地 裕介先生をお迎えして、「ベートーヴェン ピアノソナタシリーズ6
演奏法と解釈」セミナーを行いました。
今回は 第3番OP2?3 、第18番「狩り」OP31?3 、第27番OP90 を取り上げました。
この講座はシリーズとして今までに6回開催していますが、毎回約45名の方々にご受講
いただております。
♪ 数々の国際コンクール上位入賞され、ベートーベンピアノソナタ全曲演奏&録音されて
いる先生の演奏への芸術的アプローチは大変説得力があり、演奏を通して分かり
やすくなりました。
♪ ピアノは改良され進化した18世紀後半、この時代を生きたベートーベンのピアノソナタには
年代とともに変化した楽器の音域と性能が反映されていますから、楽譜を深く読むことで演奏法
が見えてくることが分かりました。
♪ "演奏法" それは 運動能力の視点からの奏法ではなく、常に 「楽譜を読む」ことで想像される
奏法であることに気づかされました。しなやかな腕の動きや速い指なども大切ですが、やはり
"音楽"を大切にした奏法を探るヒントは楽譜の中にあることが分かりました。
♪ 30分延長となり3時間に及ぶ長時間の講座でしたが、とても充実した内容でした。
菊地先生ありがとうございました。
当日の会場の様子は こちら にも掲載しております。合わせてご覧ください。
(Rep:ピティナ名古屋さかえステーション 荻野千恵実)
【GoogleAdsense】