2013年7月31日、轟千尋先生をお招きし、きらきらシリーズ 「こどものP名曲集1・2」 「こどものポピュラーメロディーズ1・2」 から 「発表会で弾いてみたくなる曲を より特別な演奏にするために」というテーマでセミナーを開催いたしました。
♪ この教材は副教材として使われる名曲集ですが、より素敵な演奏へ導くためには指導者
が曲の構成を理解し、子どもが理解できる言葉に置換えて伝えてあげることがとても大切な
ことだと思いました。
曲の構成は和声、和声進行について楽譜から読み取る事で音楽を文章として捉え、流れを
押さえることができます。
またレッスンのポイントとして生徒さんへ的確なアドヴァイスができるようになります。
轟先生からは作曲家の視点からどういった思いで曲を作り上げているのか上記について
お話していただき、構築力を育てる指導が大切だと感じました。
ピアノという楽器は簡単に音が出ますから「音色を作る、音程を感じる、フレーズを考える」
といった点を見落としてしまう傾向があると思いました。
またこどもの曲はメロディーと伴奏といった形が多いですから、伴奏の部分についてオーケスト
レーションを考えてみるとよりメロディーが聴こえ、音数は少なくてもとても素敵な演奏に
仕上がると思いました。
子どもが曲の構成を理解することは難しいので、常に指導者が『こどもの理解できる言葉=
魔法の言葉』を探し伝えることで音楽の面白さ、楽しさを感じることができるようになるのでは?
と思いました。
当日の様子はこちらをご覧ください!
(Rep:ピティナ名古屋さかえステーション 荻野千恵実)