2013年6月19日(水)岩瀬 洋子先生の『わかーるレッスンシリーズ 導入期テクニック
初見力をつけるレッスン』をカワイ名古屋2F コンサートサロン"Bourree"にて開催いたしました。
「ピアノを弾く」までには 読譜、指のトレーニングなど 導入初期指導が重要です。
岩瀬先生は導入初期指導法が専門で、先生の著書(田村智子先生との共著)は
アイディア満載で現代の子どもたちに分りやすく解説されています。
また、子どもが興味を示すような「言葉がけ」や、子どもが理解できるよう工夫したレッスン法
などをわかりやすくお話していただきました。
今回、幼児の段階からできる指のトレーニングは大変面白いもので、譜読み指導との
組み合わせについても詳しくお話していただきました。
「子どもが理解できるレッスン」とは どういったことなのか?
指導者は 「子どもが理解できているのかどうか?」を常にチェックし、理解できるレッスンを
心がけることが大切であるということを改めて考えさえられました。
つまり「牛肉のステーキをこどものサイズに切ってあげること、切り方を教えてあげること」
が指導者に求められていることかもしれません。
(童話は子供向けですが、小説と根幹にあることは同じですから。)
現代は複雑ですから大人も子どもも疲れていてじっくり考える余裕がないように感じられますが、
ピアノを通して「考える=創意工夫する」ことについてもう一度考える良い内容だったと思いました。
岩瀬先生、ありがとうございました。
(Rep:ピティナ名古屋さかえステーション 荻野千恵実)