2013年5月26日(日)、沖縄県浦添市ベッテルハイムホールにて
『 2013年度ピティナ・ピアノコンペティション 課題曲セミナー&
公開レッスン 』 が開催されました。A1級からC級のソロ、連弾
初級A・Bのモデル生10組を、今年はピアノソロ・デュオのスペシャリスト 山崎裕先生と濱本愛先生のお二人をお招きして公開レッスンしていただきました。
ソロ、連弾共にお二人の先生が的確なアドバイスで、短いレッスンの中で沖縄の子ども達の演奏が劇的に変わりました。山崎先生の『 沖縄は、とても暖かく人もとても楽しく、街中で踊っていたり、とてもノリの良い印象です。 』というお話を連弾にたとえて・・・
連弾、アンサンブルとは楽しいものなんだ!!ノリにのって!!と、連弾で受講した生徒さん達を導いて、先生方お二人のエネルギッシュな演奏も加わり、会場はとても楽しいレッスン会場の雰囲気となりました。
響き、バランスなどの高度なテクニックの説明では、ユニゾンの効果、曲の頂点についてなど、とてもわかりやすい言葉で、生徒さん達と指導者向けにご説明されました。
ソロの課題曲のテンポ設定の大切さ、その曲の様式など重要な要素が短時間のセミナーの中で集約されていました。
連弾では、アンサンブルで大切な合図(アインザッツ)、バランス、拍子感を
公開レッスンを通してわかりやすくお伝えいただく事ができました。
セミナーの後半では、山崎 裕 先生と濱本 愛 先生お二人の演奏によって、連弾の課題曲、連弾初級A・Bの全曲、連弾中級の曲を抜粋で紹介演奏していただきました。
お二人の息のあった素晴らしい演奏で、会場はまるで演奏会に足を運んだような雰囲気に<一転して、小さな生徒さん達も静かに演奏に耳を傾けて、とても心癒される温かい雰囲気の会場となりました。山崎 裕 先生、濱本 愛 先生、沖縄県までいらしていただいてありがとうございました。
(Rep:PTNA沖縄支部 新垣尚子)