2012年 10月1日 日響楽器 池下店 2F ホールにて小倉 郁子先生による 『幼児期のテクニック指導のポイント』 と題したセミナーが開催されました。
台風一過の夏のなごりの風を感じながら、会場に向かいました。
バスティンメソッドを使っている私としては、前から楽しみにしている講座でした。パーティーAでは、どれだけ立体性を持たせた2分音符にするかを、幼児に分かり易い表現でレッスンされているのに、感心しました。
表現においては、高低・レガート スタカート・フォルテ ピアノ等、対比させたものを覚えさせること。つまり2つを比較することは観察力につながること等、幼児期において表現するのに大切なことを話されました。
『楽譜の中で反対のものを見つけよう』というフレーズはいただきで、
レッスンに大いに、活用しようと思いました。
この講座での、子供に体感させる、つまり体で覚えたことは、頭で覚えたこととは、全く感動が違うということは、心に残りました。
最後にピアノ教育は人間教育だと結ばれました。
私も、益々、教材の勉強をしつつ、子供たちに少しでもよいピアノ教育をしなければという思いを
強くしました。
(Rep:ピティナ名古屋支部 岡田 節子)
★次回セミナー告知★
長谷川 淳先生による
【ベートーヴェン徹底研究-ソナタを通して、ベートーヴェンのタッチを学ぶ-】
◆日時:2012年11月26日(月)10:00-12:00
◆会場:日響楽器池下店 2階ホール
◆受講料:PTNA会員:3,000円/一般:3,500円/※シリーズ講座 4回通し券:10,000円
◆内容:指導者や演奏家にとって、永遠の課題であるベートーヴェン・ピアノソナタ。
その時代の楽器の特性・背景を学ぶところから音色・タッチの研究、また具体的
練習方法の紹介をいたします。
◆お問い合わせ先:ピティナ名古屋支部 TEL: 052-751-6161(日響楽器内)
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