【実施レポ】ロシアンピアノ奏法による練習法(松田紗依先生)

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2012/01/04

blog_111212okinawa_matsuda.jpg2011年12月12日(月)島ピアノセンター(沖縄市)にて
松田 紗依先生による「ロシアンピアノ奏法による合理的、
音楽的な練習法-ブルクミュラー25の練習曲編」
と題された
セミナーが開催され、30名の指導者が受講しました。

松田紗依先生は、大学卒業後渡英し、Sulamita Alonovsky氏
に師事、ロシアン奏法を基礎から学ばれました。

はじめに、ご自身がロシアン奏法に出会うまでの経緯や、ロシアン奏法とは、一音から
心に届く美しい歌える音色で弾くことで始まり、その音色作りに必要な音楽的で理にかなった
テクニックは、導入からミルフィーヌのように一つずつ積み重ねていくのが真髄であると
お話くださいました。
 その後、ブルクミュラー25の練習曲から、少し進んだ生徒がどんな壁にぶつかることが
多いか、その問題点の解決策を丁寧に解説してくださいました。

 クローズアップ練習法では、ロシアン奏法に基づいた様々なタッチであらゆるところを
意識しながら行っていきます。
受講生をモデルに先生がアドヴァイスすると、手、指、手首の他、体全体の緊張している
ところがほぐれ、音が変わっていく様子がおもしろかったです。

 ロシアン奏法の奥深さについて、2時間のセミナーではまだまだ聴き足りず、又の開催を
期待しています。

(Rep:ピティナ沖縄支部 大宜見朝彦)





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