2011年9月12日(月)スガナミ楽器町田店2Fハーモニーホール
において、松本倫子先生による「ツェルニー活用法」の講座が
開催されました。
「指がフニャフニャの生徒を救う、魔法のツェルニー」というチラシの言葉に大変興味を感じて参加させていただきました。
松本先生ご自身がツェルニーを学ばれて、テクニックの土台を
築かれたというお話から始まり、ツェルニー練習曲を興味深く
楽しくレッスンする7つの方法をお聞きしました。
1.簡単な曲を選び、集中力を養う
2.指を鍛えるにはイメージが大切(子供たちが理解できる様に具体的に表現する)
3.目標を決め、自立心を育てる
4.ポジティブ精神で常に明るく前向きに
5.練習の後で分かる驚きの成果(できる様になった事を言葉でほめて伝える)
6.発表会・コンクールのために
7.ピアニストはツェルニーが大好き
この7つの方法を柱に、先生のお話と演奏も交えながら、テキストと曲の紹介をして
くださいました。
「この曲は何のための練習なのか」を生徒に伝えて、そこだけは必ずおさえて
マスターしていくことが大切。
「テクニック=音楽の基礎」を学ぶために、もっとツェルニーを活用しなければ!と
痛感いたしました。
たくさんあるテキストをご紹介していただいたので、どんな生徒にもツェルニーを使う
ことができそうなので、まずは私自身が弾いてみて研究し、生徒に活用していきたいと
思いました。そして何より松本先生のポジティブな精神に刺激を受け、また明るく
前向きにレッスンを頑張ろう!!という気持ちをいただいた講座でした。
有意義な時間をありがとうございました。
(Rep:ピティナ町田支部 藤浪華絵)