【実施レポ】ソルフェージュ指導法講座

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2011/09/12

blog110908kunitachi_sasaki.jpg2011年9月8日(木)、国立楽器内にて、佐々木邦雄先生
「ソルフェージュ指導法講座」セミナーが開かれました。
音楽の基礎能力となるソルフェージュの大切さと、その体得
までの手法を、先生の自作の教材を用いてご説明いただきました。

楽曲を読み説くための「術」を身につけ、楽典、和声、リズム
などあらゆる角度からふみ込んで行き、それをいかに「生きた」
演奏表現につなげていくか...一見すると難しいようですが、佐々木先生はとてもユーモアを交えて説いていかれます。


近親調、和声、ソナタ形式などの、知っているようで知らないエピソードには発見の連続でしたし、
ハノンを使った練習方法などは、その日からレッスンで実践できるものです。
また先生の自作の教材は、曲としても大変美しいもので、教材のもつ「魅力」も、勉強の面白さや
意欲を深める大きな要因なのだと感じさせられました。
ソルフェージュの世界は当然奥深く、この日はまだ入口に立ったに過ぎないでしょう。しかし
これからも深く勉強してみたい!と参加者全員、意欲をかきたてられる講座でした。


今回は国立支部会員のみの催しとなり少人数参加でしたが、先生の明るいお人柄を身近に
感じ取ることの出来る贅沢な時間となりました。佐々木先生、本当にありがとうございました!

≪ 以下は会員の声です。≫

佐々木先生は、面白い比喩や、曲例を弾いてくださり、もっと聞きたいと思う
 講座でした。自分も納得しながら、生徒への説明の仕方も学んだような気がします。

自作の教材で、実践を交えての講義は、とても勉強になりました。ハノン一つ
 とっても、いろいろな練習の仕方を伺い、話術もすばらしくて、ついつい引き込
 まれていきました。


生徒のソルフェージュ指導の為にと思って受けた講座でしたが、とても勉強に
 なることばかりで、気づいたら自分のために聞いていました。ソルフェージュが
 お勉強ではなく、本当に音楽をする上で深く関わり、必要不可欠なものだという
 ことを再認識する、良い機会になりました。


佐々木先生の、音楽に対する真っ直ぐな姿勢と探求心に、感銘を受けました。
 ソルフェージュ指導とは、ただ楽譜の通りに歌うだけでなく、ハーモニーを感じ
 て、自分でアナリーゼが出来るように導いていく事だという深いお話しに、沢山
 のヒントを頂き感謝します。


とても楽しく充実した内容でした。アナリ―ゼの重要性、必要性を改めて考える
 とても良い機会になりました!


ソルフェージュとは自分の力で考え、結論を出していける基礎力。日々の積み
 重ねですね。


(Rep:ピティナ国立支部 川杉弥生)


 


 


 


 


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