2011年6月4日(土)10時より小山市生涯学習センターホールにて、深谷 直仁先生による「良い練習・悪い練習 -正しい練習で才能も開花」という講座を開催いたしました。 記憶を定着させる為には、「繰り返すこととある程度の「時間が必要だということを今更ながら納得いたしました。 また、「趣味でピアノを続ける人でも、毎日1時間の練習時間が必要」という言葉には、子供たちのレッスンなどで自分の練習時間確保に苦労する私のピアノは趣味に近づいているのではとドキッといたしました。
34名の指導者と1名の小学生が集ったホールで、深谷先生がご自分で作成された資料に基づき、練習の意味、方法、目的など、様々な例を挙げてお話し下さいました。
普段、生徒達にどうしたら練習をしてもらえるだろうかと悩む指導者は多いと思われます。あるいは自分自身の演奏の練習方法はこれでよいのだろうかと考える指導者もいます。そんな我々の疑問に沢山の答えを頂きました。
中でも、「練習とは記憶を定着させるためにする」という先生の言葉は強く印象に残っております。
練習の質と方法も様々お話し下さいましたので、その中からそれぞれの生徒達にあった練習
方法をどう選ぶのかがこれからの課題です。子供達はそれぞれ個性豊かです。
それぞれの生徒の今、必要な練習方法を見つけ出せるのが良い指導者なのだと気付きました。
充実した2時間があっという間に過ぎ、今後の課題を沢山頂いた講座でした。
(Rep:ピティナ小山ステーション 小久保 素子)
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