2011年4月17日(土)10:30-13:30、講師に金子 恵先生を
お迎えして、2011年度ピティナ・ピアノコンペティション
課題曲セミナーを開催いたしました。
例年、西日本エリアの各地区に先駆けて課題曲セミナーを
開催して参りまして、今年度も3月12日に開催を予定しており
ましたが、この度の大きな震災の影響で延期となり、
本部のセミナー担当の方や金子先生にご無理をお願いし、
4月17日に無事、課題曲セミナーを開催することができました。
「課題曲が発表になってすでに1ヶ月半が経過しているということで、単なる楽曲の紹介に
留まらず、曲に深く入り込んだ解説もいたします!」と冒頭におっしゃってくださり、
そのお言葉通り、装飾音符の入れ方やフィンガーペダルについてなど細部に亘る
アドバイスを盛り込んでの内容を素晴らしい模範演奏付きでレクチャーくださいました。
また日々の練習方法...例えば手首の上げ下げをテーブルを使って行うなど実用的なご指導も
あれば、ご自身の室内楽のキャリアを活かされた弦楽器の奏法を引用したアーティキレーション
や拍感についての解説もありと幅広い視点でのお話であっという間の3時間のセミナーと
なりました。
コンペティションのサブタイトルでもある「4期が学べる...」に即した4期の年代別アプローチに
ついて的確に解説して頂いたと受講くださった会員の皆様より感謝のお言葉を沢山寄せて
頂きました。
金子先生、はるばる広島までお越しいただき貴重なお話をどうもありがとうございました。
(Rep:ピティナ広島中央支部 中津美和)