2011年4月10日(日)高知県男女共同参画センター「ソーレ」大会議室において、
昨年に引き続き中井恒仁先生をお迎えして、 「2011ピティナ・ピアノコンペティション
課題曲セミナー」を開催致しました。
今回の震災で各地のセミナー等が中止となる中、このような時間をもてます事に感謝しつつ、
セミナーが始まりました。
A2級からD級、そしてE・F級の近・現代曲とたいへんな曲をそれぞれの曲のイメージの
作り方など交え、わかりやすく解説頂きながら、演奏で具体的に示してくださいました。
特に音楽にあわせた脱力、ただ音の隙間を埋めるだけでない、レガートらしい音色とライン、
ハモる音とぶつかる音、同じ和音を弾くにしても、様々な音色の可能性があることetc...。
A2級の段階から意識の中に刷り込ませたい数々の大切な事を子供たちにもわかる言葉で
お話されながら、また具体的な音で伝えてくださいました。
何より、演奏が言葉を越えて説得力があり、すばらしく、その音色の美しさ、またその変化に
時間を忘れて聞き入っておりました。
中には帰りに「宝石箱を拾ったような気持ちになった!」と話してくれた子供さんもいらして、
この場をお借りして、中井先生に改めて感謝申し上げます。
(Rep:ピティナ高知県支部 佐竹志之)
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