平成23年3月4日(金)、大阪ヤマハ千里ホールにて
日比谷友妃子先生の「チェルニーは音色と表現の宝箱2」
が開催されました。
おなじみの教材であるチェルニーの練習曲で様々な音色や
表現のテクニックを身につけるにはどうしたらよいか、
100番の色々なスタイルの曲へのアプローチの補足から、
30番、40番へとさらに、技術的、音楽的な表現の基礎となる勉強の方法・・・との内容を案内に書いてあり、興味津々で楽しみにホールへ行きました。
チェルニーは、テクニックを学ぶもの・・・と学生の頃、好きで弾いた覚えがなく、
がつがつ弾いていたような記憶があります。
ですが、先生の1曲ずつ演奏される音色や響きからチェルニーへの今までの思いは、
全て削除されたように思いました。
・常にその音楽は何を求めているのか?曲層のイメージ
・指先だけを使わず、全身を使うのか、腕からなのか、又 指の上げ下ろしのスピード
・手首をどのように回すか、時計回りか否か・・・
・和音は弾力があるような余韻を感じて・・・ 等
分かりやすい言葉で私達を導いて下さり、会場で受講されていた先生方は、瞬く間に
日比谷先生の世界に引き込まれていくのが分かりました。美しい音色に素敵なハーモニー、
そして力強さも兼ね添えた先生の演奏で、チェルニーがこんなにも素晴らしい教材であった
ことを改めて学ぶ事が出来ました。
このセミナーで学んだ事を今後のレッスンに生かしていきたいと思っています。
あっと云う間に終了しましたが、内容の濃い有意義な時間を過ごす事が出来ました事を
深く感謝致します。
日比谷先生、どうも有難うございました。
(Rep:ピティナ北大阪ステーション 松井奈美)
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