【実施レポ】テクニック・クリニック(石嶺尚江先生)

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2010/09/03

blog_100830okayama_ishimine.jpg2010年8月30日(月)10:30-12:30 ヤマハ岡山店
サロンホールにて、石嶺尚江先生による、指導者セミナー
「テクニック・クリニック」が開催されました。
参加者は38名。
岡山在住のピアノの先生方のみならず、津山や愛媛からも
ご参加いただき、大変な期待感の中に、セミナーは始まりました。
石嶺先生の講座は、先生独自のレッスン上の裏技の数々が
お聴きできるだけでなく、とにかく先生のトークそのものが
楽しいという前評判で、私達は、どんなお話が聞けるのかと、ワクワクしながら講座に臨んだのですが、期待を上回る楽しさで、あっという間の2時間の講座となりました。

 レッスンに『ネタ帳』をぜひ作りましょう・・・という発想自体、いかにも関西人の先生らしく、
見せていただいたネタ帳は、具体的なアイデアがびっしり。
また、『レッスンに笑いがないと、頭に入らない』と言われ、生徒をどんな『ネタ』で笑わせようかと
知恵をしぼるとおっしゃるところも、いかにも関西風。
 でも、よく考えれば、それは、とても難しいことだし、多くのピアノ講師が苦手であったり、
苦労しているポイントであります。笑顔いっぱいのレッスン風景を思いうかべながら、
あらためて先生の子供への理解の深さや、あくなき好奇心、探究心に圧倒されました。

 具体的なクリニックとして提示してくださった、手首の下がる子、一本調子の子、
指先の関節がグラグラする子・・・等それぞれの症状に応じた対処法は、まさに先生の
工夫の宝庫。子供たちは、笑って楽しみながら先生の指導を受け、そして、いつの間にか
気になるクセが治っているのですから、すごいことです。
 また、打鍵上の問題に対して、指先の筋トレをすること、身体の様々なコントロールを
うまくいかせるために、脳トレをする発想でピアノに向かうこと等、一つひとつが、
目からウロコのアイデアでした。

 セミナー参加者からは、感動とともに「早速、今日のレッスンから、使ってみたい」という
声をたくさんいただき、大変満足度の高い、指導者セミナーとなりました。

(Rep:ピティナおかやま白桃ステーション 小林美恵子)

 


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