2010年5月17日(月)メルパルク京都に於いて、
中田元子先生による「初・中級へつなげるピアノ指導法」
講座を開催いたしました。
≪ 講座概要 ≫
☆その先へつなげる導入期の指導ポイント
- ソルフェージュをつかった指導とは?-
☆育つ生徒を育てる方法 - 魅力的なレッスン作り -
☆初級・中級へスムーズにつなげるには
★レポーターの視点からみたトピック
・ピアノをやめる一番の原因は「読譜」ができてないこと!
読譜さえできれば、小さな子でも自分で練習ができる。そのとおりですね。
・「読譜」といっても、ただ五線上の音のドレミが わかるだけでない。
「読譜力」を育てるためには、まず「音」を聴いて「拍」や「拍子」を感じ、「リズム」を理解し、
「フレーズ」感を育て音楽の「形式」を知る・・・・などなど、奥の深いお話でした。
・そして、それぞれのチカラをつけるための、具体的な方法を 教えてくださいました。
小さな子でも、上手にト音記号がかける方法というのを 伝授してくださいました!
これを使えば幼児でも上手にかけます。
・それから、中田式脱力法も伝授していただきました。
力を抜くのはホントに難しいです。脱力ができないと響く音もだせない。
この方法で早速レッスンで試してみたいと思います。
★当日参加された先生方から
・その日のレッスンに今日の講座の中の話を生徒にしたら楽しそうだった
・ト音記号の書き方を幼児さんでもできた。
★今後に向けて
・ピアノを生涯の友にできる子、ピアノが好きな子を育てていきたい、と先生のお話を聞きながら
思いました。生徒は我が子も同然。私たちの仕事ってその子のことを思って、その子の成長を
見守っていけるという特権もあるのだとつくづく思いました。
一人一人花が咲く時期は違います。愛情をもって育てて見守っていこうと思います。
(Rep:ピティナ京都おいでやすステーション 片山京子)