【実施レポ】ギロック作品で4期別音楽スタイルを学ぶ(伊藤仁美先生)

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2010/04/23

blog_100424hikone_ito.jpg2010年4月24日(土)9:30-11:30 彦根市 ひこね市文化プラザ 第1リハーサル室にて講師に 伊藤仁美先生 をお迎えして
「ギロック作品で4期別音楽スタイルを学ぶ」 セミナーを開催いたしました。
♪ ギロック音楽の秘密を探る
♪ ギロックの音楽と各時代の音楽とのかかわり
♪ ピアノ教育におけるねらい
上記3点を中心にお話くださいました。

 まず、ざっと曲目の解説をしながら ピアノの先生が気をつけるべきことをお話になられました。
中でも「ピアノを習う子供たちには本物の音楽になるべく早くから触れることが必要だ」ということを強調されました。

★ほんものの音楽にふれた子供は簡単にピアノをやめない
★ほんものの音楽にふれる前提にギロックの音楽はある。
★ギロックは演奏者にわかりやすくするためにたくさんの指示を楽譜に書いているが
  時代、スタイルを考慮せずに指示通りにしようとするとかえって作者の意図でない
  演奏になってしまう。
★ギロックで4期のスタイルを学ぶことができるので時代に即した音楽的な指導を
 心がけるべきである。

簡単な譜面の中に本質的な音楽的課題が入っているのがギロック音楽の特色のようです。

伊藤仁美先生のピアノを間近で聴くことができたのはとても幸せなことでした。
講座の中の例として聞かせていただいた楽曲もサロンコンサートを聴いているかのような
すばらしい時間でした。

伊藤仁美先生ありがとうございました。

今後、ほんものの音楽に子供達が近づくようにピアノのレッスンはもちろん、ピアノ以前の音楽を聞くことなとを工夫にして行きたいと考えました。

(Rep:ピティナ彦根ステーション 栗田 博)


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