2010年3月24日(水)午前10時から12時、JR京葉線
「新習志野」駅前<茜浜ホール>にてアナリーゼ&指導法講座<ツェルニー30番> 8回シリーズ 第7回を行いました。
今回は「ツェルニー30番」のNo,23・24・25・26の計4曲を取り上げ、主に和音とハーモニー進行の観点からの分析とアナリーゼ。
それを基にした演奏表現と指導に結びつける内容のセミナーとなりました。
ここまで全体ガイダンス30曲(2回講座・計4時間)と第1回から第6回の講座において、
様々な観点からアナリーゼし、曲の成り立ちから演奏法・指導法に至るまで、
細かなアイデアと提案を行い、別途、全曲に対する効果的な連弾伴奏譜を作り
配布させていただきました。それらを全て実演を通してレクチャーしてまいりました。
第7回目となる今回は、旋律線(メロディーライン)と和音設定、ハーモニー進行と
和音の協和と不協和など、理論的な観点からのアプローチです。
曲のアナリーゼは富士山のような円錐形の「山」を登るようなものです。
あらゆる角度から頂上を目指して昇ることによって、初めて山全体の形がわかってきます。
最終回となる次回(第8回目)は、No.27 - No.30までの4曲を取り上げますが、
講座をする我々も第1回から第7回までのDVDの内容を見返して、全体を総括する内容として
締めくくりたいと思います。
最終回のみの参加でも、充分に全体内容を把握できるように構成する予定ですので、
これからでもご参加を希望される方は、どうぞお申込みください。
ケーエスミュージックのホームページ
http://www.geocities.jp/k_s_music/sub418.html からお入りください。
(Rep:ピティナKSMステーション代表 佐々木邦雄& 佐々木恵子)